鳴門市ドイツ館
鳴門市ドイツ館(なるとしドイツかん、ドイツ語: Das Deutsche Haus Naruto、英語: Naruto German House) は、徳島県鳴門市大麻町桧にある博物館。とくしま88景に選定。
鳴門市ドイツ館 Naruto German House | |
---|---|
| |
施設情報 | |
愛称 | ドイツ館 |
前身 | 坂東俘虜収容所記念施設 |
専門分野 | 歴史博物館 |
事業主体 | 鳴門市 |
管理運営 | 鳴門市 |
開館 | 1972年 |
所在地 |
〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55番地の2 |
位置 | 北緯34度9分53.0秒 東経134度29分56.7秒 |
プロジェクト:GLAM |
概要
第一次世界大戦中のドイツ人及びオーストリア=ハンガリー人捕虜収容所(板東俘虜収容所)の記念施設として、1972年に創設された[1]。現在の建物は2代目で、1993年に竣工した(場所も初代から移転している)[2]。
捕虜の人権尊重と自主的な運営を許し、地元民との交流も活発に行われたため多くのドイツ文化が伝えられた。そのひとつとして音楽の分野ではベートーベンの第九がこの収容所において日本国内初演された。建築物では、近くの大麻比古神社に彼らによる石造りのアーチ橋(ドイツ橋)も残っている。こういった当時のエピソードを紹介するための施設である。
建物の脇にベートーヴェンの像が建っている。また、「第九」初演から100周年となる2018年6月には、元収容所長の松江豊寿の銅像が新たに建立された[3]。
施設
- 1F
- ミュージアムショップ
- ホール
- 会議室
- ニーダーザクセン州コーナー
- 2F
- 企画展示室
- 常設展示室
- 第九シアター
- 休憩展望コーナー
- 資料室
交通アクセス
飛行機
- 徳島空港 - 車で約20分
周辺
脚注
- “【ドイツ兵捕虜との100年】ドイツ人としての誇りが持てた…日本での収容所生活を感謝する元ドイツ兵、交流は今も 鳴門市ドイツ館館長・森清治さん”. 産経新聞. (2016年12月14日) 2018年1月20日閲覧。
- 『Ruhe』創刊号 - 鳴門市ドイツ館
- “日独結ぶ、友愛の絆 収容所史実、次世代につなぐ 鳴門で記念式典”. 毎日新聞. (2018年6月2日) 2018年6月5日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.