高松エクスプレス京都号
概要
大阪 - 高松線や神戸 - 高松線と同じく民鉄系(京阪バス・四国高速バス)と、JR系(西日本JRバス・JR四国バス)できっぷ・回数券の共通化、予約・発券場所の共通化、時刻表の共通化を行っているが、これらの路線とは異なり、2001年3月の運行開始当初から共同運行しており、愛称も各社とも「高松エクスプレス京都号」に統一している。
西日本JRバス・JR四国バスに関しては、親会社の鉄道線と乗客を奪い合う構図となり、鉄道の特急より利幅の薄いバスに流れることは特にJR四国グループにとっては深刻な問題である(このことは京阪神~高知、松山方面の系統にも通ずる所があり、特急列車を多く走らせているために実際の所高知・松山方面の方が深刻な問題になっている)。
運行会社
- 西日本ジェイアールバス(京都営業所)
- ジェイアール四国バス(高松支店)
- 京阪バス(洛南営業所)
- 四国高速バス(高松営業所)
運行経路および停車停留所
※カッコ内の数字は駅コード。
京都駅(25) - (名神高速道路) - 名神大山崎(24) - 名神高槻(23) - (中国自動車道) - (山陽自動車道) - (神戸淡路鳴門自動車道) - (高松自動車道) - 鳴門西(14) - 高速引田(13) - 高速大内(12) - 高速津田(11) - 高速志度(10) - 高速三木(29) - 高松中央インターバスターミナル(09) - (国道11号) - ゆめタウン高松(07) - 栗林公園前(06) - 県庁通り(05) - 高松駅(04)
- 途中室津PAで10分間休憩する。
運行回数
- 毎日運行便:1日6往復(西日本JR・JR四国各2、京阪・四国高速各1)。
- この他土曜・日曜・祝日には1往復増便される(京阪・四国高速が日替わりで運行)。
歴史
- 2001年3月30日 - 西日本JRバス、四国旅客鉄道(当時)、京阪バス、四国高速バスが高松エクスプレス京都号の運行を開始。
- 京都駅 - 高松駅を名神高速・中国道・山陽道・神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)・徳島県道12号鳴門池田線・高松自動車道経由、ハイデッカーまたはスーパーハイデッカー4列シート車で運行。
- 2002年7月22日 - 高松道鳴門IC - 板野IC開通により経路変更。
- 2002年8月1日 - 鳴門西停留所を新設。
- 2002年11月1日 - 運行経路を小変更。ゆめタウン高松、高松中央インター南停留所を新設、高松中央インター口停留所を廃止。
- 2005年10月1日 - 名神大山崎、名神高槻、高松中央インターバスターミナル(ただし乗車のみで、高松中央インター南停留所はこの時点ではそのまま)、栗林公園前停留所を新設。
- 2006年7月1日 - 高松中央インターバスターミナル降車停留所新設。高松中央インター南停留所廃止。
- 2007年2月26日 - 高速三木停留所を新設。
- 2009年4月1日 - 土、日、祝のみ1日7往復に増便。
車両
各社ともハイデッカー車(西日本JRバス、阪急バスとJR四国バスの続行便の一部車両はスーパーハイデッカー車)で運行。各社の主な使用車種は以下のとおり。
- 西日本JRバス:三菱ふそう・エアロクィーンI、三菱ふそう・エアロバス、いすゞ・ガーラ**日野・セレガR
- JR四国バス:三菱ふそう・エアロバス
- 京阪バス:日野・セレガ、日野・セレガR、三菱ふそう・エアロバス
- 四国高速バス:日野・セレガ、日野・新型セレガ、三菱ふそう・エアロエース
車内設備
- 4列リクライニングシート
- トイレ
- フットレスト(四国高速バスの空港リムジン用を除く全車両、JR四国バスの一部車両)
- 座席間のアームレスト(四国高速バス・JR四国バスのほとんどの車両 西日本JRバスでもこれを装備した青春ドリーム号用の車両が運用に入る場合がある。)
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