風光る・亜紀子

風光る・亜紀子』(かぜひかる・あきこ)は、テレビ朝日系列ナショナルゴールデン劇場(毎週木曜日21:00 - 21:54)の枠で、1979年昭和54年)10月4日から同年12月27日まで放送されていたテレビドラマ。全13話。

風光る・亜紀子
ジャンル テレビドラマ
脚本 田波靖男田口耕三
演出 田中利一日下雄一
出演者 中野良子高松英郎市原悦子原田大二郎 ほか
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1979年10月4日〜1979年12月27日
放送時間木曜日21:00〜21:54
放送枠ナショナルゴールデン劇場
放送分54分
回数13

概要

主人公・倉沢亜紀子は婦人雑誌「リップ」の新米記者で、フェンシングの活動にも熱中する現代っ子。仕事して自立を選ぶか、結婚を選ぶか心が揺れ動く年頃ながら、それでも女の幸せを求めて生きる亜紀子の青春を中心に描いた。

なお、後番組『頓珍館おやじ』からは複数社提供となって「ナショナル」が取れ『ゴールデン劇場』となったため、『ナショナルゴールデン劇場』としては本作が最後の作品である。

主役は松坂慶子に決まっていたが[1]、松坂が神経性胃炎でダウンし、急遽、中野良子代役でキャスティングされた[1]。中野になったことで父親役で決まっていた木村功が降板した[1]。中野は生意気な女優として業界では有名で[1]、かつて共演したことのある木村が中野との共演を嫌がった[1]。父親役は高松英郎に交代したが、木村と高松ではイメージも変わり、こちらも急遽脚本を書き直した[1]。なお、中野は木村との共演を喜んでいたという[1]

キャスト

スタッフ

サブタイトル

各話放送日サブタイトル脚本演出
第1話1979年10月4日青春真っ盛り田波靖男田中利一
第2話1979年10月11日恋? 仕事? フェンシング
第3話1979年10月18日女は仕事で勝負!
第4話1979年10月25日浮気か本気か大人の恋か
第5話1979年11月1日男が職場を去る日
第6話1979年11月8日初めてのデート
第7話1979年11月15日ママと呼ばないで田口耕三
第8話1979年11月22日天中殺お見合い事
第9話1979年11月29日涙の子連れ剣士日下雄一、田中利一
第10話1979年12月6日その愛百億円田中利一
第11話1979年12月13日紳士の影に女あり田波靖男
第12話1979年12月20日恋のゆくえ?
最終話1979年12月27日恋愛決勝戦!

脚注

  1. 「〈ワイドコラム・ルック・るっく 人と事件〉中野良子と共演なんてイヤだと新番組を降りた木村功」『週刊現代』1979年9月27日号、講談社、54頁。
テレビ朝日 木曜21:00 - 21:54枠(ナショナルゴールデン劇場
前番組 番組名 次番組
風光る・亜紀子
頓珍館おやじ
※ここから『ゴールデン劇場』
と改題
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