錐体外路症状
錐体外路症状(すいたいがいろしょうじょう、英語: extrapyramidal symptom)は、大脳基底核が主として関与する神経学的症状である。錐体外路症候群とも呼ばれる。頭文字をとってEPSと略す場合がある。
概要
錐体外路症状は一般に、筋緊張亢進‐運動減退症候群(英語:hypertonic-hypokinetic syndrome)と筋緊張低下‐運動亢進症候群(英語:hypotonic-hyperkinetic syndrome)の2つに大別される。
その他
パーキンソン病においては、筋固縮等の緊張亢進があるが、不随意運動としての運動亢進を伴うことが多く、上記の二群に大別できない場合がある。
錐体路に対する錐体外路における症状は、既述の通り大脳基底核が関与しているが、小脳、大脳皮質等も関与していることが分かっており、それらも含めて他の神経機構の関与についてもまだ不明な点が多い。
詳細は「運動系#「錐体外路」について」を参照
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