釜ヶ崎芸術大学
概要
釜ヶ崎にある様々な会場で催され、年間に約40-60位の講座、ワークショップなどが多彩な講師を招き開かれる。無料またはカンパのみで住んでいる地域も問わず誰もが参加できる[1]。
かつて釜ヶ崎は日雇い労働者の街として高度成長期の日本を底辺で支えてきた歴史があるが、同時に暴動なども過去に起こっており、ネガティブな印象もぬぐえない。地域外からの参加者や講師が大学で交流することが、釜ヶ崎が支えてきた現代社会や暮らしそのものを問い直す機会となるよう、また少子高齢化や格差社会の中で釜ヶ崎に古くから培われた助け合いや支援制度などに見られる仕組みや知恵を学ぶことが、他の地域でも有効であるとの考えや、釜ヶ崎では、することがない、話し相手がいない、朝から酒を飲むしかないというような行き場をなくした無目的な多くの人たちに目的や生きがいをもってもらおうと、NPO法人ココルームにより企画された。「学びたい人が集まれば、そこが大学になる」がキャッチフレーズ。
「釜ヶ崎大学(2010-11)」、その前には「釜ヶ崎の思想を囲む集い(2010)」という小さな集まりがあったのが始まりである。釜ヶ崎大学は数回開催されたけれど下火になりかけたが、もう一度この名称に着目し、釜ヶ崎で芸術を中心として様々なことを、学びあう機会として「釜ヶ崎芸術大学」は、2012年再スタートした[1]。
講師陣
脚注
外部リンク
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