金谷武洋
人物・来歴
北海道北見市生まれ。函館ラ・サール高等学校、東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業。1975年カナダ・ケベックに渡り、ラヴァル大学で修士号(言語学)、1995年「La notion de sujet en japonais : historique et état présent」でモントリオール大学で博士号(言語学)取得。カナダ放送協会国際局などを経て、2012年までモントリオール大学東アジア研究所日本語科科長を務める。
著書
- 『日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す』講談社選書メチエ 2002年。ISBN 4062582309
- 『日本語文法の謎を解く 「ある」日本語と「する」英語』ちくま新書 2003年。ISBN 4480059830
- 『英語にも主語はなかった 日本語文法から言語千年史へ』講談社選書メチエ 2004年。ISBN 4062582880
- 改訂版『日本語と西欧語 主語の由来を探る』 講談社学術文庫 2019年。ISBN 4065160693
- 『主語を抹殺した男 評伝三上章』講談社 2006年。ISBN 4062137801
- 『日本語は敬語があって主語がない 「地上の視点」の日本文化論』光文社新書 2010年。ISBN 4334035841
- 『日本語は亡びない』ちくま新書 2010年。ISBN 4480065407
- 『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』飛鳥新社 2014年。ISBN 978-4-86410-312-1(文庫版 2018年。ISBN 4864106452)
- 『述語制言語の日本語と日本文化』文化科学高等研究院出版局、2019年。ISBN 4938710471
参考文献
- 金谷武洋『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』飛鳥新社 2014年。ISBN 978-4-86410-312-1
- モントリオール大学図書館
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