野呂加南子

野呂 加南子(のろ かなこ、2000年7月8日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

野呂 加南子
Kanako Noro
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-07-08) 2000年7月8日(22歳)
出身地 青森県つがる市
ラテン文字 Kanako Noro
身長 174cm
体重 65kg
血液型 B[1]
選手情報
愛称 かなこ
ポジション アウトサイドヒッター
指高 223cm
利き手[1]
スパイク 294cm
ブロック 280cm[1]

来歴

青森県つがる市出身。一人っ子。小学2年生のときにバレーボールを始めた[1]下北沢成徳高等学校時代は石川真佑大﨑琴未と共にチームの主力として、3年生の時は2019年1月の春高バレーこそ準決勝で敗れたものの[2]、平成30年度全国高等学校総合体育大会サオリーナ[3]および第73回国民体育大会三国体育館)との二冠を達成した[4]

2019年1月には石川、大﨑、そして水杉玲奈と共に東レアローズへの入団(内定)が決まる[5][6]。2019/20シーズンの開幕戦となるPFUブルーキャッツ戦(2019年10月19日)にてVリーグデビューを果たす[7]など、同シーズンは24試合に出場する。なお11月には、五所川原市民体育館でのリーグ戦(日立リヴァーレ戦、ヴィクトリーナ姫路戦)に出場、故郷に錦を飾っている[8][9]

黒後愛などの壁に阻まれ出場機会は限られているが、両選手が日本代表合流で不在となったVCupでは全試合にスタメン出場[10]、勝利したKUROBEアクアフェアリーズ戦では試合後の会見に選ばれる活躍を見せるなど[11]存在感を発揮した。

2021/22シーズンは黒後愛が休養のため離脱した関係で、オポジットとしてライトのポジションで出場するなど、チームに欠かせない戦力としてプレーの幅を広げている。

2023年、2022-23シーズン終了をもって東レアローズを退団した[12][13]

人物・エピソード

  • 2021年5月に滋賀県内で行われた東京五輪の大津市での最終聖火ランナーに、東レアローズの選手の一員として参加した[14]

所属チーム履歴

個人成績

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[15]

大会チーム出場アタックバックアタックアタック
決定本数
ブロックサーブサーブレシーブ総得点























































V1 2019-20東レ24573311233.31000.00.190-92117216.063152140.5110213
V1 2020-212755239721030.1132015.41.3150.09923263012.0150573650.0725582
V1 2021-22346716542825.5110100.00.6360.091300663510.2193804853.9426654
V1 2022-2337964601782138.731033.31.85160.17249146546.849020312754.4178165199
通算:4シーズン1222758973034133.8184022.21.1270.10563513251408.389635523252.63032718348

脚注

  1. 『2020-21 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 WOMEN』、日本文化出版、2020年12月、67頁、ASIN B08KH3VJQC
  2. "石川真佑、涙…兄妹3冠の夢散る 下北沢成徳が準決勝で敗退/春高バレー". サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. 13 January 2019. 2019年9月17日閲覧
  3. "インターハイ・バレーボール女子 下北沢成徳が3度目V、真っ向勝負で宿敵破る". 高校生新聞. 株式会社スクールパートナーズ. 5 August 2018. 2019年9月17日閲覧
  4. 国体 成年女子は佐賀が連覇 少年女子は東京(下北沢成徳高校)が2冠 (HTML). 日本バレーボール協会 (2018年10月8日). 2019年9月17日閲覧。
  5. 内定選手について”. 東レ・アローズ (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  6. 東レ(女子)水杉玲奈(金蘭会)、石川真佑、野呂加南子、大崎琴未(下北沢成徳)の内定を発表”. バレーボールマガジン (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  7. 東レアローズ対PFUブルーキャッツB帳票”. Vリーグ機構 (2019年10月19日). 2022年6月14日閲覧。
  8. 東レアローズ対日立リヴァーレA帳票”. Vリーグ機構 (2019年11月30日). 2022年6月14日閲覧。
  9. 東レアローズ対ヴィクトリーナ姫路A帳票”. Vリーグ機構 (2019年12月1日). 2022年6月14日閲覧。
  10. V Cup 予選ラウンド Bグループラウンド一覧”. Vリーグ機構. 2022年6月14日閲覧。
  11. 東レ・西川吉野「慌てるかと思ったが、意外と冷静にコートの中が見えた」、KUROBE・浮島杏加子「ブロックに力を入れてきたが、それ以前にサーブで崩されてしまった」V1女子 V Cup会見コメント”. バレーボールマガジン (2021年3月25日). 2021年7月26日閲覧。
  12. 選手・スタッフの引退・退団について(ご報告)”. 東レアローズ (2023年5月24日). 2023年5月24日閲覧。
  13. “東レ クラン・ヤナ、黒後愛、水杉玲奈、野呂加南子、坂本侑が退団。中田紫乃が現役を引退し、スタッフに V1女子”. バレーボールマガジン. (2023年5月24日). https://vbm.link/655783/ 2023年5月24日閲覧。
  14. 大津市の最終ランナーは東レアローズ女子バレーボール部の10人”. ぴわ湖大津経済新聞 (2021年5月28日). 2022年6月14日閲覧。
  15. 野呂加南子|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2023年4月27日閲覧。

外部リンク

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