近藤良一
近藤 良一（こんどう りょういち、1937年 - 2015年2月22日[1]）は、日本の僧侶・哲学者・仏教学者。専門はインド哲学・仏教学。苫小牧駒澤大学2代学長。 号は「近藤聖欣」。現在、駒澤大学名誉教授・曹洞宗北大寺住職。
経歴
- 1955年（昭和30年）北海道札幌北高等学校卒
- 1959年北海道大学文学部卒
- 1965年北海道大学大学院文学研究科修了
- 1965年岩見沢駒澤短期大学専任講師
- 1972年駒澤大学北海道教養部助教授
- 1979年駒澤大学北海道教養部教授
- 1989年曹洞宗北大寺住職に就任
- 1999年（平成11年）駒澤大学退職。同名誉教授
- 2000年苫小牧駒澤大学国際文化学部教授
- 2002年苫小牧駒澤大学学長・学校法人駒澤大学理事・評議員に就任
- 2004年急病により同学長を辞任
- 2006年苫小牧駒澤大学定年退職。駒沢看護保育福祉専門学校招聘講師（～2011年）、NHK文化センター札幌教室講師、道新文化センター講師
関稔とは同じ師を持つ同門で、急病により同学長を辞任し、後輩に学長職を引き継いでもらった。
著書
- 『中国思想辞典』（分担執筆, 1984年, 研文出版）
- 『寺院名刹大辞典』（分担執筆, 1990年, 雄山閣）
- 『海上物語の研究』（1990年, 近思文庫）
- 『禅苑蒙求』（東豐書店, 1991年）
- 『宋重刊古尊宿語録 上下巻』（編著, 棱伽林, 1992年）
- 木村晟ほかと共編『西来寺蔵仮名書き法華経・影印編』（棱伽林, 1993年-94年）
などがある。
論文
脚注
- “北大寺 ｜ 良泰聖欣大和尚本葬儀”. 北大寺 (2015年2月28日). 2022年1月21日閲覧。
参考文献
近思文庫編『近藤良一先生古稀記念』（港の人, 2007年）
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