足の冷えない不思議なくつ下
歴史
当初は奈良県御所市の塚本産業が製造、薬局や衣料品店のほか百貨店でも販売していた[1]。年間約4億円の売上があったが、2005年秋に懐炉などを製造する桐灰化学が商標権と販売権を取得した[2]。塚本産業は2005年11月に奈良地方裁判所葛城支部に民事再生法の適用を申請、倒産した[3]。桐灰は商品ラインナップの絞込み、パッケージデザインの改善、販売ルートから衣料品店や百貨店を外してドラッグストアに集中させるなどの施策を行い[2]、2005年9月からの半年間で90万足、約7億円を売り上げた[2]。
2020年7月1日に小林製薬が桐灰化学を吸収合併したことにより、販売並びに問い合わせなどのサポートを小林製薬が引き継ぎ、「桐灰」ブランドを冠した「桐灰 足の冷えない不思議なくつ下」として発売されている。
また、派生製品として、靴下と同じ素材を用いたお腹周りまで覆うタイツタイプ(足の冷えない不思議なタイツ)がラインナップされているほか、2022年9月には、空気層を含む二重編み構造としたひざ下丈のレッグウォーマータイプ(足の冷えない不思議なレッグウォーマー)が発売された[4]。
脚注
- 財団法人日本繊維製品品質技術センター
- 2006年6月15日付ITpro
- 帝国ニュース第473回:これが倒産だ「塚本産業」帝国データバンク
- 『おうち時間のつらい足冷え対策アイテムが登場! 魔法瓶のように熱を包み込み保温する“二重編み構造”「足の冷えない不思議なレッグウォーマー」』(プレスリリース)小林製薬株式会社、2022年9月15日 。2022年12月20日閲覧。
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