賀建奎

1984年、湖南省婁底市新化県に生まれる[5]。2006年、中国科学技術大学を卒業[1]。2010年、米国のライス大学で博士号を取得[1]。スタンフォード大学で研究を続けた後、中国政府の「千人計画」に選ばれ帰国[1]。2012年、広東省深圳市にある南方科技大学で、最年少で准教授に就任[1]。以降、遺伝子技術などに関する6つの企業の代表を兼任する[1]。

2018年11月28日、香港大学で開かれた国際会議[6]「第2回ヒトゲノム編集国際サミット」に登壇[1]。ヒトの受精卵に対してエイズ感染を防ぐゲノム編集を施し、双子の女児「ルル」と「ナナ」を誕生させたことを発表[1]。生命倫理・医療倫理・安全性などの観点から[6]、中国内外の専門家に非難される[7]。

2019年1月、広東省当局による事実確認が発表され「3人目の赤子」の存在も判明[8]。南方科技大学から解雇される[9]。

2019年4月、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる[10]。

2019年12月、違法医療行為の罪で懲役3年と罰金300万元の実刑判決を受ける[8]。2022年4月、釈放される[2]。

2023年2月、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法開発に取り組んでいることを発表し寄付を募る[7]。