チャン・リーメイ
チャン・リーメイ[注 1](1982年2月2日[5] - )は、日本で活動している女優、声優。エルアンドエル・ビクターエンタテインメント所属。神奈川県横浜市出身[3][4]のハーフ(日本と台湾)[5]。
ちゃん・りーめい チャン・リーメイ | |
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本名 | 豊原 里美[注 1] |
別名義 | マト[2] |
生年月日 | 1982年2月2日(41歳) |
出生地 | 日本・神奈川県横浜市[3][4] |
国籍 | 日本 |
血液型 | AB型[2][4] |
ジャンル | 女優(舞台・映画)声優 |
事務所 | エルアンドエル・ビクターエンタテインメント |
公式サイト | チャン・リーメイの天来香 |
主な作品 | |
舞台 『法王庁の避妊法』 声優 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 『遊☆戯☆王5D's』 『宙のまにまに』 |
旧名:豊原 里美(とよはら さとみ)[注 1]。通称は"マト"。2005年12月2日に芸名を現在のものに改名しているが、中国語と台湾語が喋れるというわけではない。
声優としての主な代表作に『家庭教師ヒットマンREBORN!』(イーピン)などがある。
略歴
家族は何かを作ったり表現したりすることが好きであり、父はピアノ、フルートが好き、母は絵を描くこと、弟はピアノが趣味であり、芸術好きな一家だったという[6]。
子供時代は人見知りをする子供だったという[6]。一番最初になりたいと思ったのが、KONISHIKI、次はショベルカーだったという[6]。
ピアノ、新体操、ヴァイオリン、そろばんといった習い事をしていたが、どれも「自分には向いていないなぁ」と感じていたことからその中で劣等生だったという[6]。心のどこかに「自分に向いていることは絶対にあるはず」という思いはあり、小学3年生の時に突然「私は女優になるんだ」と思ったことがきっかけで職業としての女優を意識し始めた[6]。
中学1年生から高校2年生の5年間は演劇部に所属していた[7]。はじめは照明、音響も兼務し、高校2年生になったら出演するほかに演出もするようになったという[7]。進路については、考えた末に、「勉強はどうしてもしなくてはいけないことではないんじゃないかな」という結論に至っており、選択肢としては演劇科のある大学に行くか、劇団に入団するか、事務所に所属するかという感じで、それ以外の選択肢はなかったという[7]。両親は中学時代に演劇部に入部する時点で猛反対されており、それを押し切って入部したため、その当時から反抗期がはじまった、という風にとらえていたようであり、この進路も反抗期の延長だという[7]。「大学には行っておいたほうがいい」と両親の思いもくみ、桐朋学園芸術短期大学演劇専攻[3]に進学を決めたという[7]。
同学園芸術短期大学卒業後は喫茶店のスタッフとしてアルバイト生活を始める[8]。
そのうちに「このままダメだから、オーディション受けようかな」と思うようになったところ試験会場で試験監督をしていた学校の先輩から舞台出演のオファーの電話がかかって来ていた[8]。その人物が立ち上げた劇団の第1回公演に出てほしいと即答でOKして初めて舞台に出演し、その後、3年くらい、その劇団の芝居に出続けていた[8]。
出演していた小劇場で得意分野の片言の女子アナ役を演じていたところ、客として観に来ていたセッテイング会社の関係者から勧められてオーディションを受けて『家庭教師ヒットマンREBORN!』のイーピン役[3]で声優としても活動[1]。
2005年からは、BIGLOBEのトラックバック・オーライというブログとストリーミングを利用した新感覚のイベントに、当時所属していたサムライムの金井アヤとともに参加した。北海道の全支庁を制限時間内に訪れることができれば賞金がもらえるという設定であったものの、訪れる順番はルーレットにより決定するため、制限時間内に訪れることはできなかった。しかし、この失敗はトラックバック・オーライという企画が、第二弾・第三弾と続くきっかけになった。
第二弾は、BIGLOBE社員や旅好きのブロガーを交えての全国的な陣取り合戦に発展した。県の面積をポイントに換算し、制限時間内にどれくらい多くのポイントを稼げるかというものだった。各参加者は逐一自分のブログで状況を報告しあった。
第三弾は、徳川葵があらたにメンバーに加わりインテルのデジタルホームについての突撃取材を行った。このデジタルホーム開眼企画の中で豊原里美が監督・脚本、金井アヤが美術を担当し実質15時間で『12月25日』というショートムービーを制作した。
第四弾は、杉山めぐみとコンビを組み、BIGLOBE10周年記念企画「廻る廻る日本の“十(じゅう)”」として、名前に「十」を含む駅を制限時間内に訪れる旅に挑戦した。
2010年より『MATOMANIA』のヴォーカリストとしてアーティスト活動も始動。オリジナルの作詞・作曲も手がける。 またヒーリングなどを実践。
ロマゾフィー協会の総師範を務めていたが、同協会の代表者夫婦の逮捕を受け、2010年9月中に当面の芸能活動自粛を発表した[9]。 同事件に関しては、協会主催夫妻以外の全ての会員は被害者であるという警察の認識の下、捜査を終了している。 一部の仕事を2010年12月に解禁し、2011年全ての業務を再開した。
出演作品
テレビアニメ
- 家庭教師ヒットマンREBORN!(イーピン、2006年-2010年)
- 遊☆戯☆王5D's(カーリー渚(初代)、2008年)
- 宙のまにまに(羽鳥晴子、2009年)
ゲーム
- 家庭教師ヒットマンREBORN!DS 死ぬ気MAX! ボンゴレカーニバル
- 家庭教師ヒットマンREBORN! ドリームハイパーバトル! 死ぬ気の炎と黒き記憶
- 家庭教師ヒットマンREBORN!Let's暗殺!? 狙われた10代目!
- 家庭教師ヒットマンREBORN!DS フレイムランブル 骸強襲
- 家庭教師ヒットマンREBORN! ドリームハイパーバトル!Wii
- 家庭教師ヒットマンREBORN!DS ボンゴレ式対戦バトルすごろく
- 家庭教師ヒットマンREBORN!DS フェイトオブヒート 炎の運命
- SIREN:New Translation(河辺幸江)
- 牧場物語 ようこそ!風のバザールへ(カゲツ、赤ちゃん)
- 遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース4(カーリー渚)
- 遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース5(カーリー渚)
- 遊☆戯☆王5D's Duel Transer(カーリー渚)
- 遊☆戯☆王ゼアル デュエルターミナル(カーリー渚)
Vシネマ
- ヒロイン危機一髪!!勇者戦隊 ブレイブレンジャー
- スケバンファイター2ND STRUGGLE
- スケバンファイター2ND INTRIGUE
- Hazard Angel Darkness
- Hazard Angel Crimson
- Hazard Saga
映画
- Angel.(2005年、角一彦監督)
- 12月25日(2005年 豊原里美監督・脚本)
- カキア 〜kakia〜(2006年 船迫誠監督)
イメージDVD
- ビリーブ(2004年9月24日、BNS)
- lady lady(2005年1月28日、i-cf)
舞台
- ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』(2003年)
- ハイバイ『ヒッキー・エンゲキリョウホウ』(2003年)
- ハイバイ『ひどい稽古場』(2003年)
- ラフカット『ラフカット2003 ファイナリスト』(2003年)
- ハイバイ『とっとこハムレット!』(2004年)
- 東京スウィカ『夕焼けの丘写真館』(2004年)
- ハイバイ『五月のマリ』(2004年)
- ハイバイ『加納の鼻』(2004年)
- ハイバイ『クライオー・クライオー』(2005年)
- G2プロデュース『キャンディーズ』(2005年)
- ハイバイ『ポンポンお前の自意識に小刻みに振りたくなるんだポンポン』(2005年)
- ハイバイ『ヒッキー・カンクーンエンゲキリョウホウ』(2006年)
- KOYA-MAP『愛の讃歌』(2006年)
- ハイバイ『無外流、津川吾郎』(2006年)
- ハイリンド『法王庁の避妊法』(2007年)
- S×Sプロデュース『SMILE』(2009年)
- S×Sプロデュース『SPIRIT』(2010年)
- ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネードの旅』(2010年)
- S×Sプロデュースvol.5『SHUFFLE』(2010年8月,シアターサンモール)
- ニコニコミュージカル『ニコニコニーコ』(2011年3月17日 - 27日、シアターグリーン)
- パルコ・プロデュース「ヒッキー・ソトニデテミターノ」(2012年10月4日-14日、パルコ劇場)
インターネットテレビ
- トラックバック・オーライ(2005 - 2006年、BIGLOBEストリーム)
ドラマCD
- CDノベル 愛の武将・直江兼続(愛)
ディスコグラフィ
- Active Planets 1st ALBUM 『AMASIA』(ホビレコード)
脚注
注釈
出典
- “「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド”. 月刊サイゾー. 声優 on FINDER!. サイゾー (2010年6月24日). 2023年1月24日閲覧。
- チャン・リーメイ. “マトさんのプロフィール ”. チャン・リーメイのちゃんこなべ. サイバーエージェント . 2023年1月24日閲覧。
- “チャン・リーメイ|LLVタレントインフォメーション”. 2022年1月16日閲覧。
- “チャン・リーメイの解説”. goo人名事典. 2022年1月15日閲覧。
- チャン・リーメイ. “プロフィール ”. チャン・リーメイの天来香. FC2 . 2023年1月24日閲覧。
- 柳谷杞一郎、東海林龍、菊地 和俊 著「interview_05 チャン・リーメイさん」、声優になる!マガジン編集部 編『きっと声優になる!夢を見ないとはじまらない!!人気声優たちのリアルインタビュー』雷鳥社、2011年10月1日、68-69頁。ISBN 978-4-8441-3574-6。
- 『きっと声優になる!夢を見ないとはじまらない!!人気声優たちのリアルインタビュー』、70-71頁
- 『きっと声優になる!夢を見ないとはじまらない!!人気声優たちのリアルインタビュー』、72-74頁
- “ファンのみなさま 並びに関係者のみなさまへ”. 株式会社Love&Light. 2010年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月13日閲覧。
外部リンク
- エルアンドエル・ビクターエンタテインメント株式会社によるプロフィール
- チャン・リーメイの天来香(新ブログ)
- チャン・リーメイの天来香(旧ブログ 2011年01月 - 2013年05月)
- チャン・リーメイのちゃんこなべ(旧ブログ 2005年02月 - 2007年08月)
- チャン・リーメイ (matochiang) - Twitter
- チャン・リーメイ - 日本タレント名鑑
- チャン・リーメイのプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- チャン・リーメイの解説 - goo人名事典
- チャン・リーメイ - KINENOTE
- チャン・リーメイ - オリコン
- チャン・リーメイ - allcinema