諏訪通り (東京都)
延伸工事および、立体交差化工事
並行する早稲田通り高田馬場駅付近などの渋滞緩和のため、諏訪通りは小滝橋交差点まで延伸する工事が進んでいる。これに伴い、現在、鉄道等との立体交差化工事と、街路拡幅整備(用地取得が難航した、高田馬場四丁目の街区番号1・23・24番の200 m部分)が行われている。
現時点では、鉄道交差部から小滝橋交差点までは新宿区道であり、今後この部分が東京都道となるか区道のままかは未定。この部分は現在のところ諏訪通りには含まれない。
立体交差化工事
前述の場所において、JR山手線・JR埼京線 (山手貨物線)・西武新宿線・都市計画道路補助72号線(高田馬場駅前通り)をアンダーパスする工事である。
この立体交差は、JRの西側(高田馬場四丁目)の土地が東を下となる斜面となっていることから、当初はオーバーパス(陸橋)式の立体交差が予定されていた。しかし、日照や騒音に対する不安から近隣住民の反対があったため、アンダーパス(トンネル)式の立体交差に変更された。
完成すると、本線の幅9メートル (m)(片側1車線)・側道の幅4.5 m・歩道の幅3.5 mの計27 mとなる。本線は、鉄道や補助72号線をトンネルでくぐるが、側道・歩道は、従来からある (高さ) 3 x (幅) 6 [m]のガード下を拡幅する形になる。
2006年4月24日、この工事として行われたガード(第一戸塚架道橋)下の拡幅工事(HEP&JES工法)に際して、調整エレメントに注入したコンクリートがエレメント上部に溢れ、JR山手線・埼京線の路盤を25メートル (m)にわたり最大で約6.6 cm押し上げてしまい、両路線が5時間半にわたりストップするという事故が発生している[1][2]。
交差する道路・鉄道
道路沿いの主な施設
脚注・出典
- wikiニュース 線路変形で山手線が約6時間運休
- 日経XTECH 運行中のJR山手線の線路が隆起、アンダーパスの施工手順の変更が引き金に
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