西郷寺

西郷寺(さいごうじ)は、広島県尾道市にある仏教寺院時宗

西郷寺
所在地 広島県尾道市東久保町8-40
位置 北緯34度24分50.9秒 東経133度12分30.0秒
宗旨 時宗
宗派 時宗遊行派
本尊 阿弥陀如来立像
開山 他阿一鎮
文化財 本堂・山門(重要文化財)
法人番号 9240005010862

概略と沿革

正慶年間(1332年-1333年)、遊行6代他阿一鎮により建立されたと伝わる。当時は「西江寺」と表記されていた[1]。また文和2年(1353年)開山ともいう[2]

本堂は文和2年、山門貞治年間(1362年-1368年)の建立で、現存する時宗最古建築物である。本堂内に「泣き龍天井」があり、を打つと天井からが返ってくる。にまつわる伝承が残されている[3]

文化財

重要文化財(国指定)

  • 本堂(1961年6月7日指定、室町時代建造)[4]
  • 山門(1961年6月7日指定、室町時代建造)[5]

旧末寺

交通アクセス

西日本旅客鉄道山陽本線尾道駅よりおのみちバスで約8分、防地口バス停留所で下車徒歩約5分。

脚注

  1. 尾道観光協会
  2. 広島県観光ホームページ
  3. 『尾道の民話・伝説』尾道民話伝説研究会、1984年
  4. 広島県教育委員会ホームページ(広島県の文化財)
  5. 広島県教育委員会ホームページ(広島県の文化財)
  6. 路地ニャン公の尾道ホッと情報

関連項目

  • 常称寺 - 徒歩10分程のところにある時宗寺院で、同じく本堂・山門が国重文

外部リンク

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