西四辻公敬
西四辻 公敬(にしよつつじ きみよし[1]、1916年(大正5年)7月17日[1] - 1991年(平成3年)1月9日[1])は、滋賀プラスチックス[2] 創業者・代表取締役[3]。スケベ椅子の開発者として知られる[4]。
経歴
子爵・西四辻公堯(貴族院議員)の三男[1][3]。次兄に冷泉為任がいる[3]。
1964年から[2]、ソープランド用バスタブで日本一のメーカーである滋賀プラスチックスを経営[3]。雄琴のソープランド49軒のバスタブは全て滋賀プラスチックスの製品であり、日本全国では80パーセントのシェアを持つ[3]。東京都のパレスホテル、ヒルトンホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラ、リーガロイヤルホテルなど一流ホテルのスチームバスは全て同社の製品で占められている他、クレムリン宮殿のサウナやアメリカ海軍の第7艦隊の船内サウナも同社の製品である[5]。小佐野賢治や児玉誉士夫、川上哲治の自宅のスチームバスも同社の製品という[5]。同社はまた、金粉風呂も製造していた[2]。1987年、滋賀プラスチックスを廃業[2]。
脚注
- 『平成新修旧華族家系大成』下巻、325頁。
- 〈業界史の断面・特別編〉レジャー・ラブホテルにおける バスタブ・バスルームの歴史を語る (日本語)
- 佐野眞一『新忘れられた日本人』p.96
- 佐野、p.98
- 佐野、p.97
参考文献
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年。
- 佐野眞一『新忘れられた日本人』毎日新聞社、2009年。
関連項目
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