蝉丸神社
蝉丸神社(せみまるじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社である。近くの関蝉丸神社と併せて蝉丸神社と総称される場合もある。
蝉丸神社 | |
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所在地 | 滋賀県大津市大谷町23-11 |
位置 | 北緯34度59分41.0秒 東経135度51分14.2秒 |
主祭神 |
蝉丸大神 猿田彦命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝天慶9年(946年) |
本殿の様式 | 一間社流造 |
例祭 | 5月第3日曜日 |
蝉丸神社には神主はおらず、三尾神社の神主が蝉丸神社の宮司を務めている。蝉丸神社の御朱印は三尾神社の社務所にて授けていただける。
歴史
社伝によれば創祀は天慶9年(946年)に芸道の祖神・蝉丸を、逢坂山界隈の街道の守神・関明神と合祀したのを創始とすると伝えられています。現在の社殿は、萬治3年(1660年)に建立されました。また、本殿傍の小宮社は、往古一里塚町(現・大谷町)に鎮座されていた皇大神宮が、明治11年の国鉄線路敷設に伴い遍宮されたものである。
毎年、3月第4日曜日に春祭り(勧学祭)、5月第3日曜日に例大祭(子供神輿巡行)、11月第4日曜日に秋祭り(人形大祓、新嘗祭)が恒例の行事として執り行われています。なかでも、例大祭時に各町内を巡行する子供用神輿は、京都国立博物館に展示されていたのを、昭和12年(1937年)に町内有志の方々が、次代を担う子供たちの為に入手したものです。【蝉丸神社氏子会所有の資料より抜粋】
主祭神の蝉丸大神が音曲芸道の祖神と仰がれたことから諸芸能を生業とする人々に崇敬され、それら人々の興業には当神社による免許が必要とされたという。
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