藤永壮
藤永 壯(ふじなが たけし、1959年 - )は、日本の歴史学者、大阪産業大学教授。専門は朝鮮近現代史。山口県下関市生まれ。
朝鮮近現代史に関する研究・著書が多い。いわゆる「嫌韓流」批判の代表的論者の一人であり、複数の著書でその歴史認識を批判している。慰安婦問題に対しても積極的な発言をしている。
略歴
活動
- 韓国・中国の学者と協力して、慰安婦記録の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録を積極的に推進している。この活動は韓国政府の女性家族部も推進している。2014/2/9上海師範大で開かれた学術会議には、成均館大東アジア歴史研究所の李信チョル(イ・シンチョル)教授、大阪産業大人間環境学部の藤永壮教授、元中国社会科学院近代史研究所長の歩平氏ら30人余りが参加した。[1]
その他
『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』において、「日清戦争前に朝鮮が中立宣言した事実はない。」、「統計によれば植民地朝鮮での人口増加は44%前後。」、「1894年に李氏朝鮮は賎民解放令を出し、形式的には白丁・奴婢は解放された。」などと一次史料を用いた解説を展開し、「マンガ嫌韓流」の主張を批判している。
主な著書
外部リンク
- NALGAE: FUJINAGA Takeshi's Home Page
- 論文一覧(KAKEN、CiNii)
- 藤永壮 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 藤永壮 - J-GLOBAL
- 藤永壮 - Researchmap
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