藤原親国
藤原 親国（ふじわら の ちかくに）は、平安時代中期の貴族。藤原北家山蔭流（魚名流）、加賀守・藤原為盛の子。官位は従四位上・大和守[1]。正字体：親國。
凡例 藤原親国 | |
|---|---|
| 時代 | 平安時代中期 |
| 生誕 | 不詳 |
| 死没 | 不詳 |
| 別名 | 親國 |
| 官位 | 従四位上、大和守 |
| 主君 | 三条天皇 |
| 氏族 | 藤原北家山蔭流（魚名流） |
| 父母 | 父：藤原為盛、母：不詳 |
| 兄弟 | 頼成、定任、親国、宗盛、清仲、清綱、勢好、源経相室 |
| 妻 | 不詳 |
| 子 | 親慶、観賢、深尊、親子 |
経歴
権大納言・藤原能信の家司を務めた。長和2年（1013年）頃に左近衛将監として出仕[2]。続いて中務権少輔・左衛門佐を歴任し、河内守・大和守等の受領も務めた。晩年に大舎人頭に任ぜられたと見られる。
親国自身は従四位上に終わったが、娘の親子が白河天皇の乳母となり従二位に叙される。春宮大進・藤原隆経の妻となり顕季の生母となっている。
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