薩摩国司

薩摩国司(さつまこくし)は、薩摩国国司。薩摩、薩摩、薩摩大、薩摩少掾、薩摩大、薩摩少目の各1人で構成される。

概要

薩摩国は現在の鹿児島県西部にあたり、令制国としての分類は、国力基準では中国、距離基準では遠国であった。江戸時代は武家官位として、代々の薩摩藩たる島津氏当主が名乗った。

国司一覧

国司

  • 高氏海人天平2年(730年) として万葉集に名前が見える
  • 呉原百足、天平8年(736年)目として正倉院文書に名前が見える
  • 韓柔受郎、天平8年(736年)史生として正倉院文書に名前が見える
  • 次田赤染上麻呂、天平10年(738年)目として正倉院文書に名前が見える
  • 雄山田錦麻呂、天平10年(738年)史生として正倉院文書に名前が見える

薩摩守

武家官位としての薩摩守

関連項目

  • 忠度 (能) - 『平家物語』に題材を取ったの演目。薩摩守であった平忠度が登場する。
  • 薩摩守 (狂言) - 狂言の演目。平忠度の名を絡めて渡し船に無賃乗船を目論む僧侶と船頭とのやりとりを扱っている。
  • 不正乗車 - 上記の狂言から、俗語で列車などのただ乗り(忠度=ただのり=ただ乗り)を薩摩守ということがある。
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