蔡夫人
演義、その他
小説『三国志演義』では、元は劉表の側室だったことから、正室の陳夫人が亡くなると劉琮の生母ということもあり、正室として扱われる。やがて劉琮に後を継がせるべく蔡瑁と結託し、後継者の劉琦や客将の劉備までをも亡き者にしようとするが、失敗に終わる。
劉表の死後、遺言の偽造により当主となった劉琮は、南下した曹操に降伏し青州刺史に任命される。このため彼女もこれに同行するが、最後は于禁により劉琮と共に殺されている。
日本では、吉川英治の『三国志』において蔡瑁の妹となっており、横山光輝の『三国志』や『人形劇 三国志』もこれに準じている。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.