蒲生八幡神社 (姶良市)
蒲生八幡神社(かもうはちまんじんじゃ)は鹿児島県姶良市蒲生町上久徳にある神社。旧名は「正八幡若宮八幡宮」。
蒲生八幡神社 | |
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所在地 | 鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2259-1 |
位置 | 北緯31度45分57.2秒 東経130度34分10.9秒 |
主祭神 |
応神天皇 仲哀天皇 神功皇后 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 保安4年(1123年) |
本殿の様式 | 神明造 |
別名 | 正八幡若宮八幡宮(旧名) |
例祭 | 10月19日 |
地図 |
蒲生八幡神社 |
歴史
藤原氏北家教通流の分出とされる蒲生(かもう)氏の初代当主舜清(ちかきよ)が保安4年(1123年)に大隅国へ下向、生母が宇佐八幡宮の宮司家出身であった縁で同宮から勧請して創祀したという。戦国時代、島津氏との激しい戦いの末に蒲生氏は敗れて島津氏の軍門に下り、弘治3年(1557年)他地に退去させられた。その後島津義弘により社殿が再建される。また元和4年(1618年)12月には義弘から鳥居と額が奉建されたともされる。
昭和60年(1985年)、台風13号の被害により社殿は大破し、現在の社殿はその後再建したものである。また、台風被害の翌年から「蒲生八幡神社」と改名した。2008年頃から社務所を鳥居の近くより社殿左に移転している。
文化財
重要文化財(国指定)
その他
- 額の裏には社殿再建に関わった人物の名前が記載されていた。
- 社殿のすぐ近くには蒲生小学校が建っているが、かつて寺院があったとされ、昭和初期に墓地移転の際に地中から巨大な仏像が発掘された。
脚注
- 蒲生町役場、「銅鏡 秋草双雀文様一面」(ふるさとの歴史をたずねて其ノ弐)(平成22年10月2日閲覧)。
- 蒲生八幡神社、「日本一の巨木」(平成22年10月2日閲覧)。
外部リンク
- 蒲生八幡神社(公式ホームページ)
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