華蔵寺公園
華蔵寺公園(けぞうじこうえん)は、群馬県伊勢崎市華蔵寺町・堤西町にまたがる都市公園(総合公園)である[2]。
華蔵寺公園 | |
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分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯36度20分32秒 東経139度11分56秒 |
面積 | 26.6 ha |
設計者 | 長岡安平 |
運営者 | 伊勢崎市(指定管理者:公益財団法人伊勢崎市公共施設管理公社[1]) |
公式サイト | 伊勢崎市のサイト |
公園名の由来である華蔵寺に隣接し、広場、遊園地、各種運動施設(野球場、体育館、陸上競技場、競泳場、市民プール)からなる。本項目では園内の華蔵寺公園遊園地についても述べる。
概要
1893年(明治26年)着工、1911年(明治44年)完成。当初は伊勢崎公園としてスタートし、現在に至る。伊勢崎市によって管理されており、公園の敷地面積は26.6ヘクタールである[3]。
桜やつつじの名所として有名で、開花時期には遊園地の営業時間を延長することもある。
また、公園内をかつて群馬県道103号深津伊勢崎線として指定した道路が貫通している。
2006年に10億円以上の税金をかけ、巨大観覧車を北関東自動車道伊勢崎インター近くに設置しようと計画が持ち上がったが、住民の反対運動に遭い中止となった。
2022年度から2024度の3年計画で「華蔵寺公園共生『はな咲く。』プロジェクト」が実施され、カフェの整備やツツジの再生が行われる予定である[3]。
主な施設
華蔵寺
天台宗の寺院。詳しくは丘林山浄土院華蔵寺と称する。寺伝によれば872年(貞観14年)、円珍(智証大師)により建立されたという。前庭にある樹齢約400年の「華蔵寺のキンモクセイ」は1937年に国の天然記念物に指定されているが、台風の被害により指定時の姿ではなくなっている。
華蔵寺公園遊園地
華蔵寺公園遊園地は入場料は無料で、各遊具ごとに利用料を払うシステムになっている。その利用料は安いものは50円、高いものでも350円と全国的にも非常に安い部類に入る[4][5]。毎年4月には「花まつり」が開かれ、遊園地も21時まで延長営業する。また、いせさき花火大会(毎年8月下旬)の際にも営業時間延長が行われる。
遊園地営業案内
- 開園時間
- 3月-11月は9:00-17:00
- 12月-2月は9:30-16:30
- ただし、花まつり期間(2006年は4月1 - 9日)および特別夜間営業日は21:00まで、行楽シーズンに18:00ないし19:00まで延長営業する。その他イベントなどで延長営業する場合もある。
- 休園日
- 4、5、8月を除き毎週火曜日(ただし祝日の場合は営業)
- 12月29日-1月1日
- 料金
- 入園無料
- のりもの券1枚70円で、遊戯物により1~5枚を使用。お客様感謝デーや群馬県民の日など、遊戯物1~2機種が無料で利用できる日がある。
- 50円硬貨で利用できる小型遊具もある。
アトラクション(遊戯物)
- 大観覧車「ひまわり」
- 同遊園地のシンボルで、市内のほぼ全域から見ることができる。
- 全高70m、一周約12分。北関東最大の観覧車である。
- ジェットコースター「コズミック・エキスプレス」
- 1990年に華蔵寺沼上に新設された、日本初の水上ジェットコースター。最高速度75km。
- メリーゴーラウンド
- 急流すべり「スペース・ストリーム」
- ジェットコースターのすぐ横。落下と共に水しぶきがあがり、それを防ぐ透明のカバーがある。
- スカイファイター
- 豆汽車(ボールドウイン号)
- マジカルグライダー
- ヘリタワー
- スーパーシューティングライド
- バッテリーカー
- サイクルモノレール
- アスレチックハウス(現在休止中)
- 不思議な城
交通
鉄道車両の展示
- 以後、展示跡地にはC61 20を除いたレールやその周りのものが残るのみとなっていたが、2014年(平成26年)1月21日にJR東日本よりクハ183-1529の無償譲渡を受け、市は車両を使った無料休憩所の整備を予定している[8]。
脚注
- 指定管理者制度(伊勢崎市)
- 公園一覧(伊勢崎市)
- “【華蔵寺公園リニューアル】カフェ整備、ツツジ再生 民間と連携し3年計画で 伊勢崎市”. 『上毛新聞』. (2022年5月18日) 2022年5月18日閲覧。
- 華蔵寺公園遊園地利用案内
- 近隣には前橋市のるなぱあくや桐生市の桐生が岡遊園地など入場料無料かつ遊具の利用料が極めて安価な遊園地が点在している。
- 復活へ向け出発進行 asahi.com 2010年1月19日付 - 2010年10月6日閲覧。
- C61形蒸気機関車の復元について (PDF) (JR東日本 プレスリリース)(2010年1月14日閲覧)
- “伊勢崎の華蔵寺公園 懐かしの特急「とき」がくる”. 東京新聞. (2014年1月28日) 2014年1月28日閲覧。