荒田八幡宮 (鹿児島市)
荒田八幡宮(あらたはちまんぐう)は鹿児島県鹿児島市下荒田二丁目にある神社。かつての鹿児島の総廟とされる。
荒田八幡宮 | |
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所在地 | 鹿児島県鹿児島市下荒田二丁目7-21 |
位置 | 北緯31度34分28.2秒 東経130度33分12.9秒 |
主祭神 |
応神天皇 神功皇后 玉依姫命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝和銅元年(708年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 10月23日 |
主な神事 | 初牛祭(旧暦1月25日) |
地図 |
荒田八幡宮 荒田八幡宮 荒田八幡宮 |
由緒
社伝によれば和銅元年(708年)の創祀というが、建久8年(1197年)の『建久図田帳』に「大隅正八幡宮御領鹿児島郡荒田荘」とある事から、平安時代末期に「大隅正八幡宮」(現鹿児島神宮)の荘園である荒田荘が立荘され、その守護神として同宮を勧請、同宮の分宮(わけみや)として創祀されたと見る説もある。
祭祀
神事
かつては鹿児島の宗社として栄え、流鏑馬などが行われていた。現在も年中行事として毎年10月23日に正祭があり、その直近の日曜日に御神幸祭(浜殿下り)が行われる。また、旧暦1月25日前後の日曜日には初午祭が行われ、鹿児島神宮に奉納された飾り馬が当宮に巡回する。
「初午祭 (鹿児島神宮)」も参照
祠官
宮司は鹿児島神宮宮司が兼務。
参考記述・文献
- 「荒田八幡宮御由来」
- 鹿児島市観光課「荒田八幡宮」(境内案内板)
- 豊増哲雄『古地図に見るかごしまの町』、春苑堂出版、1996年
関連項目
- 福力荒神社大祭 - 同様にマムシ除けのご利益があるとされる神社の祭。
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