茨城県南部地震

茨城県南部地震（いばらきけんなんぶじしん）とは、1895年（明治28年）1月18日に、日本の関東地方で発生した地震である。

概要

1895年1月18日、茨城県の南部を震源とする、マグニチュード（M）7.2の地震が発生した。[1]

南関東直下地震の1つとみられる。

この地震で、震央に近い茨城県などでは、震度5を観測したとされている。

各地のおおよその震度は以下の通り。[2]

震度	観測地域
5	茨城県など
4	東北地方南部・関東地方・甲信越地方など
3	東北地方北部・新潟県・岐阜県・愛知県など
2	東北地方北部・新潟県・岐阜県・愛知県など
1	北海道地方と東北地方の一部・北陸地方・近畿地方・四国地方と中国地方の一部など

この地震により、6人が犠牲となった[3]。また34人が負傷した。

合計52棟の家屋が全壊した。半壊家屋は76棟。[3]

2011年（平成23年）の東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の本震以降、茨城県南部でも、東北地方太平洋沖地震によって誘発された地震が相次いで発生している。詳しくはこちらの項を参照。