花房氏

花房氏(はなぶさうじ/し)は、日本の氏族武家)。

出自

清和源氏足利氏の一族の上野氏の祖である上野義弁の子花房職通の系統とする伝えられているが、裏付けは少なく不明な点が多い。少なくとも16世紀初頭には美作国に土着していたと考えられる。

戦国時代

花房正幸花房職秀らの活躍で知られる。備前宇喜多氏の部将として活躍した。しかし職秀は宇喜多秀家の代の内紛によって出奔し、関ヶ原の戦いでは東軍に付いた。そして宇喜多氏滅亡後に備前で8,000石を領した。正幸は関ヶ原の戦い後に徳川家康旗本となった。職秀の血統は、のちに関東郡代花房職補らを輩出している。

現在

昭和61年(1986年)には第13代当主の花房正幸が200点以上の史料を岡山市教育委員会に寄贈している[1]

系図

脚注

参考文献

関連項目

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