臼三線 (ジェイアール九州バス)
臼三線(きゅうさんせん)は、大分県臼杵市の臼杵駅を起点とし、国道502号を経由して豊後大野市の三重町駅に至る、ジェイアール九州バス(大分支店)が運行していた路線。
運転区間
本線
- 臼杵駅 - 平清水 - 清太郎 - 南津留 - 障子岩 - 池原 - 野津駅 - 南野津 - 鼓石 - 柳井瀬 - 三重ノ原 - 権現堂 - 三重町駅
上記のほかに支線として
- 上臼杵駅前 - 上臼杵駅
- 臼杵商業高校入口 - 臼杵商業高校
- 深田 - 臼杵石仏
- 柳井瀬 - 県立三重病院 - 三重ノ原
別線として
- 権現堂 - 田中入口 - 鼓石
- 田中入口 - 細枝 - 南野津
が設定され、発着地は臼杵駅、野津駅、三重町駅の3拠点で、便毎に経由が指定されていた。
運行頻度
- 臼杵駅~三重町駅間を平日9往復、休日6往復の便があり、野津駅発着の区間便が朝夕1往復ずつ設定されていた(廃止時点)。
沿革
- 鉄道敷設法別表にある「大分県臼杵ヨリ三重ニ至ル鉄道」として軽便鉄道の敷設が企画されるが、用地買収が進む中でバス路線への転換が決まる。
- 1935年3月1日 臼三線臼杵~三重町間開業[1]
- 1979年2月1日 全線貨物営業廃止
- 1986年5月10日 三重病院支線、三重病院駅開業
- 2005年4月 JRバス坂ノ市線・佐賀関線の廃止に伴い、坂ノ市にあった大分支店が閉鎖。臼杵車庫が大分支店に昇格。
- 2006年7月18日 広瀬勝貞大分県知事が廃止後の路線継承(臼津交通・大野交通(現在の大野竹田バス。以下、同じ))を表明
- 2007年4月1日 廃止(臼津交通・大野交通に転換)
※廃止時点では、臼三線内の自動車駅は鉄道駅を除き野津駅(運営は観光協会)のみで、他は停留所となっていた。
備考
脚注
- 「鉄道省告示第70号」『官報』1935年2月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
外部リンク
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