脚線美
脚線美(きゃくせんび、beautiful leg)は、脚部(広義には、下半身全体を想起させうるが、概ね臀部から大腿部、膝を経て脹脛・足首・かかと・足先までを指す)のプロポーション・ライン・骨格や肉の付き方などが美しいこと。しばしば美脚(びきゃく)という語でも表される。女性美の象徴として名高いミロのヴィーナスなどの芸術作品は、あらかじめ計算された比率で足が構成されているという説がある。多くは、女性の脚部に対して用いられる褒め言葉だが、安易に漠然と多用される傾向が強い。
一般に、「(何者かの)足(= 脚)」をチャームポイントとする際に褒め言葉として用いられる、典型的な肯定的形容表現であり、その客観的・普遍的な基準などは、原理的には存在しない。ただ、通俗的には「細い足」「引き締まった足首」などを、「美しさ」の具体的基準とする言説がまま見られるが、これらも全て主観的な評価にすぎない。性的嗜好によっては、例えば、下位概念として「カモシカのような脚」(引き締まった筋肉質の脚の美しさを表現)、「筋肉美脚」(女性でありながらも、よく発達している筋肉の美しさを強調し、その力強さや躍動感、あるいはいわゆる「女性らしさ」とのギャップ自体を魅力として評価した表現)といった言葉を位置付けることが出来る。
脚線美の種類
関連項目
- 脚フェティシズム
- 脚線美の誘惑
- マレーネ・ディートリヒ - (「100万ドルの脚線美」と言われた)
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