篠たまき

篠 たまき(しの たまき)は、日本小説家ホラー作家ライター

篠 たまき
(しの たまき)
誕生 日本の旗 秋田県
職業 小説家
ホラー作家
ライター
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2016年 -
ジャンル ホラー小説
主な受賞歴 『幽』文学賞短篇部門大賞(2015年)
デビュー作やみ窓』(2016年)
公式サイト https://twitter.com/shinotamaki_
ウィキポータル 文学

経歴・人物

秋田県出身[1][2]。別ペンネームにて実用書作家、エッセイスト、取材ライターとして活動している[1]。執筆した猫に関する実用書の中には、海外で翻訳出版されているものもある[1]

2015年、「やみ窓」で第10回『幽』文学賞短篇部門大賞を受賞する(選考委員:岩井志麻子京極夏彦高橋葉介南條竹則東雅夫[1][2]。同作について、岩井志麻子は「なんと奇想天外な空想物語だろう」と評している[3]2016年、同作を含む連作短編集『やみ窓』が刊行され、小説家デビュー[1]

友人から「携帯小説が流行っているから書いてみないか」と声をかけられ、軽い気持ちで小説を書き始め、それで手応えを感じて『幽』文学賞に応募したという[1][4]。もともと怪談、ホラー系の小説は好きだった[4]。子どもの頃から、昔話や民話をまわりの大人からきかされていた[5]夢野久作作品には、15歳くらいの頃からかなり熱中した。他にも江戸川乱歩横溝正史赤江瀑などの作品を愛読する。波津彬子今市子高橋葉介枢やな藤原ここあなどの漫画作品も愛読している[5]

携帯小説作家としても執筆活動をしていた[6]


作品リスト

単著

  • やみ窓(2016年12月 KADOKAWA
  • 人喰観音(2018年10月 早川書房)
  • まどい巫女(2018年11月 早川note)
  • 氷室の華(2021年3月 朝日新聞出版)
  • 月の淀む処(2021年7月 実業之日本社)

単行本未収録作品

  • 女童観音(『SF・マガジン』2020年12月号)
  • 生霊の恋(『小説すばる』2022年9月号)

アンソロジー

インタビュー

  • 幽・怪談通信 第10回 『幽』怪談文学賞受賞者インタビュー(『』vol.26)
  • 幽・ブックレビュー 『幽』(『』vol.30)
  • 迷宮解体新書(『ミステリマガジン』2019年1月号)

エッセイ

脚注

出典

  1. 『やみ窓』 KADOKAWA、2016年12月、269ページ
  2. 小説すばる』2017年7月号. 集英社. pp. 167.
  3. 『やみ窓』 KADOKAWA、2016年12月、260ページ
  4. 』(26号)、2016年12月、364ページ
  5. 『幽』(26号)、2016年12月、366ページ
  6. 『ミステリマガジン』(No.372)、2019年1月号、139ページ

外部リンク

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