箱根西麓・三島大吊橋

箱根西麓・三島大吊橋(はこねせいろく みしまおおつりばし)は、日本東海地方東端部の、静岡県三島市に所在する、人道吊橋(歩行者専用吊橋)である。愛称三島スカイウォーク。2020年現在、日本最長の人道吊橋である[2]

箱根西麓・三島大吊橋
2016年1月 地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 静岡県三島市笹原新田313
施工者 川田工業
建設 2015年
座標 北緯35度09分08.2秒 東経138度58分50.3秒
構造諸元
形式 吊橋
全長 400m
1.6m
高さ 44m(主塔)
桁下高 70m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
箱根西麓・三島大吊橋の位置(静岡県内)
箱根西麓・三島大吊橋
箱根西麓・三島大吊橋

概要

静岡県にてパチンコ店を展開するフジコーが、観光収益と地域貢献[3]を目的として総工費約40億円をかけて建設した。橋は箱根火山の南西のすそ野にある谷を跨ぐように掛けられ、構造は、長さ400m、高さ70.6m、主塔高さ44m、歩道幅1.6mである。所在地は、静岡県三島市笹原新田313。

2012年に着工し、2015年12月14日に営業を開始した[4]大分県九重町にある九重"夢"大吊橋の長さ390mを抜いて、日本で最も長い歩行者専用の吊橋となった。吊橋の設計は長大、施工は川田工業、造成工事の設計は静岡コンサルタント、施工は山本建設・臼幸産業・中林建設JVである。

橋の上からは西方向の眺望が良く、富士山駿河湾が望める。対岸にはアスレチックなどの施設がある。夜間(ナイトスカイウォーク除く)は往復できず、また台風など悪天候の場合は営業を中止する。

2015年12月14日の営業開始から2016年3月末までの来場者数は約35万人であった[5]。 2016年9月29日に渡橋者が100万人に達した[6]。 開業から1年間の来場者は約160万人[7]、うち渡橋者は120万人を越えた[7]

全体像(空撮)

2017年度グッドデザイン賞(土木構造物)[8]、ロングジップスライドが2021年度グッドデザイン賞(商業のための建築・環境)[9]をそれぞれ受賞。

脚注

外部リンク

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