第35独立海軍歩兵旅団 (ウクライナ海軍)

2018年5月24日、ドンバス戦争の影響に伴い、第32ロケット砲兵連隊隷下の第137独立海軍歩兵大隊、第28独立機械化旅団隷下の第18独立自動車化歩兵大隊（第18独立海軍歩兵大隊に改称）、第45独立空中強襲旅団隷下の第88独立空中強襲大隊（第88独立海軍歩兵大隊に改称）を基幹に、オデッサ州で創設され、2019年4月からドンバス戦争に投入された[1]。

2019年5月23日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、軍旗を授与された[2]。

2020年8月23日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、名誉称号「ミハイル・オストロフラドスキー」を授与された[3]。

2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、第137独立海軍歩兵大隊が南部ヘルソン州ヘニチェスクに配備され、ロシア軍の進軍を遅延させるためクリミア半島と繋がる橋を爆破したが、同日にヘニチェスクは陥落した[4]。第18独立海軍歩兵大隊が南部ムィコラーイウ州ムィコラーイウに配備され、4月上旬にロシア軍はムィコラーイウから撤退した[5]。

2022年4月から、南部ムィコラーイウ州、ヘルソン州の前線に配置された[6]。

2022年6月、南部ムィコラーイウ州の前線で第18大隊のセルヒイ・デルドゥガ大隊長が戦死した[7]。

2022年10月、南部ヘルソン州の前線に配置され、11月中旬にロシア軍はヘルソンから撤退した[8][9]。

2022年12月、第18独立海軍歩兵大隊が東部ドネツィク州ドネツィクの前線に配置されている[5]。

2023年2月、東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区ヴフレダールに配備された[10]。

2023年5月23日、ウクライナ海軍からの独立に伴い、創設されたウクライナ海兵隊に編入した[11]。

2023年6月、東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区ヴェリカ・ノヴォシルカで攻勢を開始し、第88独立海軍歩兵大隊がストロジェベを解放した[12]。第137独立海軍歩兵大隊がマカリウカを解放した[13]。