第16戦闘飛行隊

第16戦闘飛行隊英語: Fighter Squardron 16, VF-16)は、アメリカ海軍の航空部隊の一つ。ニックネームはファイティング・エアデールズ(Fighting Airedales)。第二次世界大戦中の1943年に設立され、終戦後の1945年11月16日に解隊された[1]

第16戦闘飛行隊
創設 1943年
廃止 1945年11月16日
所属政体 アメリカ合衆国
所属組織 アメリカ海軍
兵科 航空兵
愛称 ファイティング・エアデールズ
主な戦歴 太平洋戦争

歴史

1943年、レキシントンから発艦するVF-16所属のF6F-3
1945年8月、ランドルフ艦上のVF-16所属のF6F-5

第16戦闘飛行隊(以下、VF-16)は1943年の創設後、同年11月下旬に空母レキシントンへ配備され、タラワの戦いを含むギルバート・マーシャル諸島の戦いに参加した。11月23日には、VF-16のパイロットが17機の日本軍機を撃墜した[2]。VF-16は1943年末までに合計55機を撃墜し、3人のエース・パイロットが誕生した[2]:19

1944年6月19日マリアナ沖海戦に参加。「マリアナの七面鳥撃ち」(Great Mariana Turkey Shoot)で知られるこの戦いでは、アレキサンダー・ブラシウ大尉(Alexander Vraciu)が8分間に6機の艦上爆撃機彗星を撃墜した。

1945年、VF-16は空母ランドルフに配備された。

関連項目

脚注

  1. Fighter Squadron Lineage”. Naval History and Heritage Command. 2016年10月6日閲覧。
  2. Tillman, Barrett (1996). Hellcat Aces of World War 2. Osprey Publishing. p. 17. ISBN 1855325969
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