穂科エミ

穂科 エミ(ほしな えみ)は、日本脚本家劇作家演出家、ライターである。東京都江戸川区出身。劇団はぶ談戯主宰。愛称は、ホシナ、親方、ゴル。アンドリーム(&REAM)所属。

穂科 エミ
プロフィール
誕生日 11月14日
出身地 日本の旗 日本東京都江戸川区
血液型 A型
主な作品
テレビドラマほんとにあった怖い話2012』
ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013』
悪霊病棟
ほんとにあった怖い話15周年スペシャル』
オトナ女子
ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』など

来歴・人物

1998年、専門学校での企画公演のために「レボ100%」を旗揚げ。翌年、専門学校を自主退学した後、本格的に演劇活動を行うため、「レボ100%」を正式に劇団化。 2000年公演『源八橋西詰』(作・後藤ひろひと)より、劇団名を「はぶ談戯」に改名。以後、すべての作品の作・演出を担当。2008年まで、役者・FMパーソナリティ・ナレーターとしても活動していた。

2005年頃より、喉の不調を訴える。2010年に難治性の「けいれん性発声障害」と診断される。発声のコントロールができないため、役者、ナレーター活動を休業。以後は、作家に専念している。また、この病の患者会であるS.D.C.P[1]と共に、認知活動を行っている。

2016年1月から、女優・川田早矢加とともに、ツイキャス番組「ホシナとサヤカはどっちもどっち」を週一回放送。

脚本の特徴

『ダメな人間しか出てこない』芝居を書くのが得意。泥臭く古臭い昭和の世界をこよなく愛しつつ、現代に生きる人間の諸相を描いている。

備考

酒豪で、ブランデーを3本空けて普通だった時は、本人も「自分には肝臓が二つあるんじゃないか」と語った。[2]

動物の中で、猫がなにより好きと公言しているが、重度の猫アレルギーのため飼う事ができないと嘆いている。[3]

自らが主催するトークライブ等において『だめんず・うぉ〜か〜』ならぬ『だめんずメーカー』を自称している[4]

飛行機に乗れない体質[5]

主な作品

舞台 [6]

劇団はぶ談戯上演作品
  • 「U.G.W」(1999)脚本・演出・出演
  • 「源八橋西詰」(2000)演出
  • 「ゲリラライブ〜すいません相手してください」(2000)脚本・演出・出演
  • 「無くしてしまった詩」(2001)脚本・演出
  • 一日限定公演(2002)脚本・演出・出演
  • 「東京下町春美荘〜やっぱり地球は青かった?〜」(2003)脚本・演出
  • 「わたゆき」(2004)脚本・演出
  • 「逢魔ヶ刻」(2004)脚本・演出
  • 「ヒキガネ」(2005) 脚本・演出
  • 「スジン」(2005) 脚本・演出
  • 「せいし」(2006) 脚本・演出
  • 「盗人メヌエット」(2006) 脚本・演出
  • 「ナナシのハナシ」(2007) 脚本・演出
  • 「うめたい 〜ダメ、時々アイシテル」(2007) 脚本・演出
  • 「ヒキガネ2008」(2008) 脚本・演出
  • 「時泥棒 〜昭和歌謡短編集〜」(2011) 脚本・演出
  • 「せいし」(2012) 脚本・演出
  • 「みせられて」(2012) 脚本・演出
  • 「かしましく〜うめられたい女、女、女」(2013) 脚本・演出
  • 「うめたい〜ダメ、時々アイシテル 2013ver.〜」(2013) 脚本・演出
  • 「下衆な回遊魚」(2014) 脚本・演出
  • 「ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜」(2015) 脚本・演出
  • 「刺毛ーシモウー」(2016) 脚本・演出
  • 「あ・らかると」(2017) 脚本・演出
    • 春のアラカルト(4月)
    • ゴールデンアラカルト(5月)
    • 梅雨のアラカルト(6月)
    • 初夏のアラカルト(7月)
    • 真夏のアラカルト(8月)
  • 「やわらかい扉」(2017) 脚本・演出・出演
  • 「にじゅう~昭和歌謡短編集 其の三~」(2019)脚本・演出
  • はぶ談戯 × Gahornz「『笑えば』ショー~映画から舞台へ」(2021年)脚本・演出
その他の作品
  • アルミムニ「天国で僕と握手」(2002)演出・出演
  • コトリコ「ことり学園、危機一髪!」(2007)脚本提供
  • 喜多方発21世紀シアター「おむすびころりん」(2007)脚本・演出
  • 空猫たふたふ「カラフルな猫」(2009・2011)脚本・演出
  • エビス駅前バープロデュース「間~あわい~」(2012)脚本提供
  • となりの芝「パフェ★サンデー★アラモード~似て非なる、甘い、アマイ、私たち~」(2019)脚本・演出
  • ちゃんぽん「つかれた」「モラトリアム四十路」「午前8時、ちょうどに」(2022)作・演出
  • 呪怨THE LIVE(2023)脚本

テレビ

  • ほんとにあった怖い話2012(2012 フジテレビ)「右肩の女」(出演・岡田将生)[7]
  • ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013(2013 フジテレビ)「Xホスピタル」※共同脚本 、「蠢く人形」(出演・指原莉乃)[8]
  • 悪霊病棟(2013 TBS)第5話※脚本協力
  • ほんとにあった怖い話15周年スペシャル「犯人は誰だ」(出演・草彅剛)※共同脚本[9]
  • オトナ女子(2015 フジテレビ)第1~3話,8~10話※脚本協力[10]
  • ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016(2016 フジテレビ)「悪夢の絵馬」(出演・バカリズム)[11]
  • ほんとにあった怖い話 夏の特別編2017(2017 フジテレビ)「影女」(出演・杉咲花)[12]
  • ほんとにあった怖い話 夏の特別編2018(2018 フジテレビ)「姿見」(出演・葵わかな)[13]
  • ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル(2019 フジテレビ)「赤い執着」(出演・中条あやみ)[14]
  • ほんとにあった怖い話 秋の特別編2020(2020 フジテレビ)「訳ありのカラオケ店」(出演・岡田健史)[15]
  • ほんとにあった怖い話 秋の特別編2021(2021 フジテレビ)「だるまさんが転んだ?」(出演・3時のヒロイン)「或る学校の七不思議」(出演・与田祐希)[16]
  • ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022(2022 フジテレビ)「一言のあやまち」(出演・山下美月)[1]

ラジオ

  • 「穂科エミのこれはどうだ!」(かわさきFM)パーソナリティ
  • ラジオトラマ「喫茶止まり木へようこそ」(かわさきFM) 作・構成
  • 「はぶられたっていいじゃない」 (喜多方シティエフエム) パーソナリティ・企画構成
  • 青山2丁目劇場(文化放送)ラジオドラマ「おばあちゃんのタイムカプセル」(2011)脚本
  • 青山2丁目劇場(文化放送)ラジオドラマ「ウイスキーの音」(2013)脚本

インターネット動画

ゲーム

  • 恋愛アプリメント(2011)
  • ているずおぶ劇場(2011)
  • 赤ずきんと迷いの森(2016)

著書

  • ほんとにあった怖いはなし①②③(2014 朝日新聞出版)※共同執筆

ライター

  • Gow!Magazine(コラム)(2012)
  • ラブリサーチ [コラム] (2015)

脚注

出典

  1. SDCP発声障害患者会、2014年8月21日閲覧
  2. 劇団はぶ談戯公式サイト「はぶうぇぶ・団員紹介」、2014年8月21日閲覧
  3. 公式ブログ 穂科エミの「ふぅ〜」、2014年8月20日閲覧。
  4. トークライブ「東男と狂女」、2014年8月20日閲覧
  5. 公式ブログ 穂科エミの「ふぅ~」、2014年8月21日閲覧
  6. 所属クリエータープロフィール 穂科エミ 作品歴 株式会社ジャパンクリエイティブマネージメント、2016年10月3日閲覧
  7. 「ほんとにあった怖い話 バックナンバー 夏の特別編2012」、2016年10月3日閲覧
  8. 「ほんとにあった怖い話 バックナンバー 夏の特別編2013」、2016年10月3日閲覧
  9. 「ほんとにあった怖い話 バックナンバー 15周年スペシャル」 、2016年10月3日閲覧
  10. 「オトナ女子」 フジテレビ『オトナ女子』公式サイト2015年11月18日閲覧
  11. 夏の特別編2016」、2017年1月16日閲覧
  12. 「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2017 予告」、2017年1月16日閲覧
  13. ほんとにあった怖い話”. フジテレビ. 2023年6月7日閲覧。
  14. ほんとにあった怖い話”. フジテレビ. 2023年6月7日閲覧。
  15. ほんとにあった怖い話”. フジテレビ. 2023年6月7日閲覧。
  16. ほんとにあった怖い話”. フジテレビ. 2023年6月7日閲覧。
  17. YouTube 「計画晩婚 #1 」、2016年10月3日閲覧

外部リンク

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