秋下雅弘
秋下 雅弘(あきした まさひろ、1960年 - )は、日本の医学博士。東京大学大学院医学系研究科・医学部教授。老年医学の研究を専門としている。
経歴
鳥取県生まれ。灘高等学校を経て[1]、1985年に東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部老年病学教室助手、スタンフォード大学研究員、ハーバード大学研究員、杏林大学医学部助教授、東京大学大学院医学系研究科准教授などを経て、2013年から東京大学大学院医学系研究科・医学部加齢医学教授、老年病科科長として勤務。その他、元東京大学医学部附属病院副院長。日本老年医学会理事長。
2017年3月22日、第125代天皇明仁(現:上皇)の退位を巡る「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第11回会議ヒアリング対象者として招かれ、高齢者の身体機能の低下などについて「過度な負担、ストレスは健康を損ねる可能性があるが、仕事がなくなることによって健康度を損ねてしまう人もいる。役割がなくなることがいいことではない」と医学的知見から意見を述べた[2]。
趣味は水泳、ゴルフ、日常的運動、洋楽鑑賞など。
脚注
- “「東大医学部」の派閥に「灘グループ」がない恐ろしい理由”. 幻冬舎ゴールドオンライン. 2022年10月8日閲覧。
- “第10回 天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議議事次第”. 首相官邸. 2021年8月10日閲覧。
関連項目
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