砂漠の黒薔薇
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
昔々のアラビア、バルク王国。母の死後、放浪の旅に出ていたアリシャール王子が王宮に戻ると、王国の父王の妃・ジャミラと大臣・カシム一味に乗っ取られそうになっていた。アリシャール王子は義賊"砂漠の黒薔薇"に扮し、一味の陰謀を暴こうとするが、王子を愛する隣国のマリヤーナ姫はカシムたちの秘密を知り、命を狙われる。アラビアの王国を舞台に、義賊の誉れ高い怪盗"砂漠の黒薔薇"の活躍を描いた作品。
トップスター・姿月あさとの宝塚サヨナラ公演。
公演期間と公演場所
- 2000年1月1日 - 2月8日(新人公演:1月18日) 宝塚大劇場[1]
- 2000年3月24日 - 5月7日(新人公演:4月4日) TAKARAZUKA1000days劇場(東京)[2]
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲:吉田優子[1]/鞍富真一[1]
- 音楽指揮:大谷木靖[1]
- 振付[1]:羽山紀代美/若央りさ
- 殺陣:清家三彦[1]
- 装置[1]:石濱日出雄/関谷敏昭
- 衣装:有村淳[1]
- 照明:勝柴次朗[1]
- 音響:加門清邦[1]
- 小道具:伊集院撤也[1]
- 効果:木多美生[1]
- 演技指導:美吉左久子[1]
- 歌唱指導:楊淑美[1]
- 演出補:中村一徳[1]
- 演出助手:鈴木圭[1]
- 小道具補:石橋清利[1]
- 舞台進行:恵見和弘[1]
- 舞台監督[2]:藤村信一(東京)/宮脇学(東京)/香取克英(東京)/林田勇吾(東京)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台[1]
- 演奏:宝塚管弦楽団(宝塚)[1]
- 録音演奏:宝塚管弦楽団(東京)[2]
- 制作:木場健之[1]
- 演出担当(新人公演):鈴木圭[1][2]
主な配役
※下記のデータは宝塚・東京共通。「( )」は新人公演。
脚注
- 90年史 2004, p. 112.
- 90年史 2004, p. 116.
- 100年史(舞台) 2014, p. 180.
参考文献
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
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