石狩振興局
石狩振興局(いしかりしんこうきょく)は、北海道の振興局の一つ。振興局所在地は札幌市中央区。2010年(平成22年)4月1日、石狩支庁に代わって発足した。
石狩振興局 管内のデータ | |
自治体コード | 01300-5 |
発足 | 2010年4月1日 (石狩支庁から改組) |
面積 | 3,539.86 km² (2018年10月1日) |
世帯数 | 1,144,278世帯 (2010年3月31日 住民基本台帳) |
総人口 | 2,379,491人 (2023年5月31日 住民基本台帳) |
隣接している |
空知総合振興局 後志総合振興局 留萌振興局 胆振総合振興局 |
石狩振興局(旧・石狩支庁) | |
所在地 | 〒060-8558 札幌市中央区北3条西7丁目(道庁別館) |
外部リンク | 石狩振興局 |
概要
北海道地方で最大規模の人口を有し、宮城県(約226万人)を若干上回る(参照)。 札幌市に人口の8割以上が集中している。人口密度は約655人/km2で、北海道最大の人口密度(兵庫県と同等、宮城県の倍以上)となっている。
歴史
沿革
- 明治
- 大正
- 昭和
- 平成
- 2008年(平成20年)6月28日 - 北海道議会において、石狩支庁を空知支庁に編入する等、14支庁を9地域に再編し、名称を支庁から地域振興局に改める旨の条例案が可決された。この条例では、石狩振興局は道央総合振興局(空知支庁より改組)の下に置かれることになっていた。
- 2009年(平成21年)3月31日 - 他の総合振興局への編入対象となった支庁の反発を受け、北海道議会で条例の改正案が可決。これに伴い、振興局は総合振興局と同等の扱い(地方自治法上の支庁)へ改められるとともに、広域で所管することが望ましい業務に関しては隣接する総合振興局の所掌事務とすることが出来るとされた。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 石狩支庁が廃止され、石狩振興局が発足。
政治
行政
石狩振興局管内の市町村は、複合的一部事務組合である札幌広域圏組合を構成していた。同組合では図書館ネットワーク事業や職員研修の合同化等の事業を行っていたが、2019年(令和元年)7月31日に解散した[1]。
所管
従来の石狩支庁と同一である。
14支庁を9総合振興局・5振興局へ再編する北海道総合振興局設置条例では空知支庁より改組される道央総合振興局(どうおうそうごうしんこうきょく)の下部組織として設置される予定であったが、根室・日高・檜山・留萌の4支庁管内で「格下げ」に対する反発が生じたことから2009年(平成21年)3月に条例を改正。石狩をはじめとする5振興局については総合振興局と同等の地位(地方自治法上の支庁)とされる一方で「広域で所管することが望ましい業務」に関しては隣接する空知総合振興局が石狩振興局管内を含む石狩・空知地方全域において事務を担当する。
札幌市を中心に都市化が進んでおり、北海道の振興局の中で最大の人口(宮城県と同等以上)と最大の人口密度(兵庫県と同等、宮城県の倍以上)を持っている。
部局
- 振興局直轄 (総務課、課税課、納税課)
- 地域創生部 (地域政策課)
- 保健環境部 (社会福祉課(子ども子育て支援室)、環境生活課)
- 保健行政室 (企画総務課、健康推進課、生活衛生課)
- 千歳地域保健室 (企画総務課、健康推進課、生活衛生課)
- 石狩地域保健支所
- 産業振興部 (商工労働観光課、農務課、調整課、整備課、林務課、水産課、建設指導課)
- 石狩農業改良普及センター
- 石狩北部支所
- 石狩地区水産技術普及所
- 石狩農業改良普及センター
- 森林室 (道民の森課、普及課)
- 北海道江別保健所 (企画総務課、健康推進課、生活衛生課) *保健環境部に併置
- 石狩支所 *保健環境部石狩地域保健支所に併置
- 北海道千歳保健所 (企画総務課、健康推進課、生活衛生課) *保健環境部千歳地域保健室に併置
- 北海道石狩家畜保健衛生所 (指導課、予防課、病性鑑定課)
情報・通信
新聞社
- 全国紙
- 北海道紙
交通
脚注
- 札幌広域圏組合の解散について - 石狩市役所、2019年8月1日更新
外部リンク
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