石場家住宅
概要
石場家は江戸時代、弘前藩出入りの商家であり、主に藁製品を取り扱っていたが、時代と共に扱う物も変遷し、今は酒と煙草の販売を行いながらも、連綿と家名を守り続けている。石場家の由来ははっきりしないが、菩提寺に元禄期の墓碑が残っていることから、少なくとも18世紀初頭から続く家柄であろう。当主は代々「清兵衛」を名乗った。
石場家住宅は度々改築が行われたが、最初の建築は18世紀前半であり、主屋は初め他所にあった物を19世紀初頭、現在地(弘前城北部の亀甲門前)に移築したと推定されている。
石場家住宅は、1973年(昭和48年)2月23日に国の重要文化財に指定された。現在も住居として使われているが、内部を見学することが出来る。
構造
所在地
- 〒036-8332 青森県弘前市亀甲町88
公開時間・料金
- 9:00-17:00
- 入場料:有
- 休館日:不定
周辺情報
- 弘前公園
- 弘前城(石場家住宅のすぐ南側にある)
- 仲町伝統的建造物群保存地区(重要伝統的建造物群保存地区)
- 津軽藩ねぷた村
脚注
- ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』2、46頁
参考文献
- 文化庁・国指定文化財データベースから"石場家住宅"を検索
- 高井潔『日本の民家 美と伝統』〈別冊太陽〉、平凡社、2006年、22-24頁、ISBN 4-582-94495-7
- 藤井恵介監修・和田久士写真『日本の家3 北海道・東北・関東』 講談社、2004年、30-31頁、ISBN 4-06-271073-0。
- ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』2、人文社
外部リンク
- 石場家住宅あおもりの文化財
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