白雲館
白雲館(はくうんかん)は、滋賀県近江八幡市に残る、明治時代初期の洋風校舎である。
白雲館 | |
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外観 | |
情報 | |
旧名称 | 八幡東学校[1] |
用途 | 観光案内所[1] |
旧用途 | 校舎、役所[1] |
設計者 | 高木作右衛門[2] |
施工 | 高木作右衛門[2] |
構造形式 | 木造2階建、瓦葺[2] |
建築面積 | 306 m² [2] |
竣工 | 1877年(明治10年)[1][2] |
所在地 | 滋賀県近江八幡市為心町元9[1][2] |
座標 | 北緯35度8分21.9秒 東経136度5分27.6秒 |
文化財 | 国の登録有形文化財[2] |
指定・登録等日 | 1998年9月2日[2] |
沿革
1877年(明治10年)に八幡東学校として建てられた。近江商人が子どもの教育充実を図るために建設したもので、建設費6,000円の大半が寄付によってまかなわれた。1891年に校舎としての役割を終え、1893年以降は八幡町役場や蒲生郡役所などに使用された。1966年以降は民間所有となっていたが、1992年に近江八幡市に移管され、1994年の解体修理によって創建時の姿に復元された。現在は、観光案内所等として活用されている。[1]
建築概要
近江蒲生郡の大工・高木作右衛門による擬洋風建築である。日牟禮八幡宮の鳥居前に位置し,主屋に翼舎をはりだした凹字形の形態をとる。漆喰塗系の擬洋風建築で玄関上部の唐破風と屋根上の太鼓楼との取り合わせは長野県の開智学校の造形と類似している。[2]
- 正門
- 階段
- 二階休憩所
脚注
出典
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