白老カーランド

白老カーランド(しらおいカーランド、SIRAOI CARLAND,inc.)は、北海道白老郡白老町字竹浦にあったサーキット。略称は、「SCL」。

日本の旗 白老カーランド
(旧:北海道スピードウェイ)
概要
所在地 日本北海道白老郡白老町字竹浦
座標 北緯42度30分18.30秒 東経141度14分45.54秒
運営会社 坂田工務店→株式会社白老カーランド→北海道レーシングパーク
営業期間 1970年-1973年 2002年-2015年 2016年-2017年
収容人数 (10万人:北海道スピードウェイ時代)

概要

札幌からのアクセスが良好なことから耐久レースやバイクレース・ショップイベントに積極的に利用されていた。またドリフトが可能なコースで主にショートコースを使って開催されていた。

沿革

  • 1970年昭和45年)7月 坂田工務店がサカタランド内に「北海道スピードウェイ」を創設し、オープン。
  • 1973年(昭和48年)死亡事故や近隣住民からの騒音に対する苦情、経営難などで廃業を余儀なくされ閉鎖。
    • その後、30年近く放置され、無断使用による事故が多発。コース上のアスファルトを一部剥離するなど不法使用の対策が施れた。
  • 2002年平成14年)4月29日「株式会社白老カーランド」によって再オープン。
  • 2015年(平成27年)11月3日 営業終了、再オープンから14年の歴史に幕を下ろした。
  • 2016年(平成28年)4月29日「北海道レーシングパーク」によって再々オープン。
  • 2017年 (平成29年) 10月31日 閉鎖。
  • 2020年(令和2年)10月30日「白老町竹浦ソーラー発電所(出力約35MW)」として運用開始[1]

コース概要

北海道スピードウェイ時代

メインコース…全長2553m(2350m)直線800m

サカタランド内に設置され、ヘリポートも完備。観客の収容人数は、約10万人。 オープニングイベントは、SCCN(スポーツカークラブオブニッサン)主催による、高橋国光砂子義一ニッサンプリンスR380が走行。 エキジビションイベントでは、鈴木誠一セドリックが走行。

白老カーランド時代

メインコース…全長2250m 幅員:最大35m 最小10m
ショートコース…全長800m 幅員:最大10m 最小5m
ダートコース・クロスカントリーコース等

再オープンの際に、コースが一部改修されレイアウト変更が出来るように設計され、先に寸断されていた舗装の改修が行われた。

閉鎖期間が長かったため、路面の状況が悪く安全性を考えればコース全体の再舗装が望ましいが、財政が厳しく毎年少しずつ改修されているのが現状である。 その路面状況から「北海道のニュル」とも言われることもあり、道内にある他のサーキットとは違った魅力となっている面もある。

コースは、全国的にも珍しい左回りの高速レイアウトとなっている。2コーナーから緩い登りになっているがその先の「馬の背」と呼ばれる右コーナーは、クリッピングポイントから急な下り勾配になっているために続くS字コーナーへのアプローチが難しく、非常にチャレンジングなコーナーとなっている。

サーキットコース・ダートコース・ショートコースなどがあり、サーキットコースをメインコースとして使われている。

主なイベント

  • ドリフトイベントはD1ストリートリーガルなどが開催されており、土屋圭市やD1選手が年に数回訪れてイベントを盛り上げている。
  • ランニングファイト
  • 他、ショップ主催の走行会も開催されておりYouTubeで観覧できる。

所在地

アクセス

脚注

外部リンク

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