火かき棒
火かき棒(ひかきぼう、火掻き棒とも)とは、暖炉や石炭ストーブなどから、灰や燃えがらを掻きだすときに使う道具である。
北海道ではデレッキと呼ばれているが、明治時代の九州・筑豊地方の炭坑でボイラーの火かき棒を「レレッキ」と呼んでいた記録があり[1]、かつては全国的な呼び方だったようである。由来はオランダ語説、英語説(RAKE:レーキ) などあってはっきりしていない。
ギャラリー
- 火かき棒の先端、鉄製
- ベルギーの暖炉と火かき棒、16-18世紀頃
脚注
- 山本作兵衛 『画文集 炭鉱に生きる』2011年 講談社 p135
- デヴィッド・エドモンズ、ジョン・エーディナウ著、二木麻里訳『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い十〇分間の大激論の謎』筑摩書房、2003年、ISBN 978-4480847157。
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