澄田綾乃

高校時代、交通事故で顔面麻痺と診断される[3]。治療の結果約3か月で表情が動くようになったものの、事故当時は一生笑えないと思っていたのが、笑顔になっただけで周囲から褒められる状況に価値を感じ、友人の勧めもあって配信活動を開始する[3]。配信視聴者から「芸能活動に興味ないのか？」と聞かれるようになり、力試しと思い、STU48のオーディションを受け、最終選考まで残る[3]。

上京後は女優を目指し、様々な事務所オーディションを受けるが引っかからず[4]、原宿で声をかけてきたのが、アイドルグループ事務所「うさぎや」であった。2019年2月に同事務所代表を務める橋本紗樹プロデュースの5人組アイドル「Wild Bunny」[注 1]としてデビュー。同グループ加入2年目、ミュージックビデオ撮影オフショットをSNSに載せたところ、『週刊ヤングジャンプ』（集英社）編集部から声がかかり、水着グラビア活動を開始。2021年2月発売の同誌No.9にて、「神様の最高傑作」のキャッチコピーで巻末グラビアを担当した[注 2]。胸が大きいことはコンプレックスで、アイドルデビュー当初は水着NGにしており[5]、それでも「仕事の幅を広げたいと思い、グラビアの話が来れば受けようか」と考えたタイミングであったため、運命的な声のかけられ方だったという[5]。反響の大きさもあり、以降は「コンプレックスも生かしたらいいじゃん」と前向きに考えられるようになった[3]。なお、同グループはテレビ朝日のバラエティ番組『100時間後』に出演するが、同番組で付いた崖っぷちのイメージを払拭したいと2021年1月に解散し、メンバーを入れ替えた「Majestic Bunny」として同年2月23日に上野恩賜公園野外ステージにて再デビュー[注 3]。なお、同グループは同年4月に活動停止しており、同年8月には澄田が事務所をオスカープロモーションに移籍したことからも、自然消滅している。

ライブアイドル活動がなくなったことから、ショートだった髪をロングに伸ばし[5]、以降は『週刊プレイボーイ』（集英社）を中心に各グラビア雑誌、青年漫画誌にグラビアアイドルとして掲載。『週刊ヤングジャンプ』2021年No.46ではコラボレーション企画『YJ秋のハロウィンパーティー』として[注 4]表紙の一人となり、『FLASH』（光文社）2022年11月22日号で初の単独表紙。2023年2月25日には東京ニュース通信社から『澄田綾乃1st写真集「PURITY」』を発売。26日に発売記念イベントを開催した[6]。同イベントはグラビアアイドルとして初の対面イベントとなった[7]。

• 趣味・特技はホラーゲームの実況鑑賞、絵を描くこと[8]。高校時代は琴を習っており、自宅にもあるが、埃をかぶるほど触っておらず、趣味・特技欄には記述していない[3]。
• 兄と弟がいる男兄弟の中で育った[5]。学生時代は大きな胸のせいで、100回は告白された[5]。告白は、ゲーム感覚のようなものや明らかに身体が目的のものだったほか、同じ男性から何度もされるなど良い思い出ではなく、後年のインタビューでも「私はモテることがいいとは思わない」と回答している[5]。
• 自身の性格を、根は真面目だが人を疑わなさすぎて危険なタイプと分析している[3]。「市営住宅の屋上にパイプを伝って登ってしまうほど頂上を目指すのが好き」と、なりふり構わない猪突猛進タイプでもある[3]。実兄には、すぐ木に上ることから「野ザル」と呼ばれていた[9]。
• グラビアアイドルの辻りりさとは、『週刊プレイボーイ』2022年5月23日号掲載のグラビアの撮影を共に経験して以降、自分から誘って頻繁に食事に行くほど仲が良い[10]。また、少し年上にしてグラビアアイドルの先輩でもある辻のことは、「自分にはない強さを持つカッコいい女性としてのイメージが強く、いろいろ相談したくなる」との旨で称えている[10]。

• 澄田綾乃 プロフィール - オスカープロモーション
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