湯の山温泉 (広島県)
温泉街
湯の山温泉と湯の山温泉(湯の山温田)の2つの源泉のうち、前者は旅館のほか広島市湯ノ山温泉館や湯の山明神社、後者は広島市クアハウス湯の山と広島市湯来福祉会館が利用している[1]。打たせ湯が有名である。
歴史
古くは広島藩の湯治場であった。約250年前の湯治場が現存している。
- 開湯は大同年間と伝える。
- 1707年、湯が湧出する。
- 1748年、再度湯が湧出する。
- 1749年、広島藩主浅野吉長の命で、藩儒堀正脩が「霊泉記」を作る。
- 1750年、広島藩が湯の山明神社と湯治場を建造し、藩主浅野吉長が入湯。以後、藩主藩が湯所役人を置いて庶民に開放する。
- 1797年、藩絵師岡岷山が入湯し、「都志見往来日記」に当時の繁栄ぶりを記録する。
- 1958年8月1日、「湯之山旧湯治場」が県の史跡に指定。
- 1972年7月29日、湯来温泉とともに「湯来・湯の山温泉」として国民保養温泉地に指定。
- 1974年2月18日、「湯ノ山明神旧湯治場」が国の重要有形民俗文化財に指定。
- 1974年5月、湯来町営の「湯の山温泉館」がオープン。
- 1991年7月18日、「湯来・湯の山温泉」が国民保健温泉地に指定。
- 1994年7月、湯来町営の「クアハウス湯の山」がオープン。
出典
- “第7 温泉事業”. 広島県. 2021年1月3日閲覧。
外部リンク
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