港区立高松中学校

港区立高松中学校(みなとくりつたかまつちゅうがっこう)は、東京都港区高輪一丁目にある公立中学校

港区立高松中学校
北緯35度38分27秒 東経139度44分03秒
国公私立の別 公立学校
設置者 港区
設立年月日 1949年昭和24年)4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C113210300037
中学校コード 1301204
所在地 108-0074
東京都港区高輪一丁目16番25号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校

概要

高松宮邸敷地の一部に建てられたことが校名の由来であり、校旗高松宮宣仁親王によりデザインされたものである。1993年平成5年)より新校舎を用いている。学校選択制前から白金小高輪台小からの通学者のほか、越境通学者も多い。

なお、高崎市高松市静岡市岡山市鹿嶋市かほく市にも同名校が存在している。

沿革

  • 1949年昭和24年)
  • 1961年(昭和36年)3月4日 - 鉄筋コンクリート造の校舎竣工。
  • 1970年(昭和45年)10月26日 - 東京都研究協力校研究発表。
  • 1974年(昭和49年)2月22日 - 港区研究協力校。
  • 1976年(昭和51年)10月7日 - 鉄筋コンクリート造の増築校舎竣工。
  • 1978年(昭和53年)11月14日 - NHK学校放送研究委属校研究発表。
  • 1988年(昭和63年)11月4日 - 港区研究奨励校研究発表。
  • 1992年平成4年)3月16日 - 新校舎竣工。
  • 1994年(平成6年)11月17日 - 港区研究奨励校研究発表。
  • 1999年(平成11年)2月23日 - 東京都教育委員会人権尊重教育推進校研究発表。
  • 2004年(平成16年)2月6日 - 港区研究奨励校研究発表。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 港区教育委員会研究奨励校指定。
  • 2008年(平成20年)4月1日 - 港区教育委員会研究奨励校指定。
  • 2009年(平成21年)1月31日 - 港区教育委員会研究奨励校研究発表[1]

教育方針

教育目標[2]
個を生かし、豊かな人間性と社会性をはぐくむ教育を推進する。
「深く考え 進んで学ぶ人」「思いやりのある 心豊かな人」「健康で たくましく生きる人」


生徒数と教員数[3]
年度生徒総数1年生2年生3年生教員数職員数
平成23年308人100人106人102人20人7人
平成24年307人102人100人105人20人6人
平成25年307人100人102人105人20人5人
平成26年305人103人100人102人20人4人
平成27年302人94人105人103人20人4人
平成28年299人99人93人107人20人4人
平成29年287人83人103人101人20人4人
平成30年295人101人87人107人19人3人
令和元年286人99人98人89人19人3人
令和2年300人102人99人99人19人3人
令和3年292人87人106人99人21人3人
校歌
もともとの校歌に加え、同じ歌詞でメロディーが応援歌調の第二校歌があるが、使用されていない。
校地
学校の敷地面積は港区立の中学の中で一番広い。高松宮邸の敷地に建てられたことから、敷地内に豊かな森や丘がある、非常に恵まれた環境である。グラウンドはその多くが砂利で占められているが、一部には天然芝・人工芝も貼られている。校地内には加藤清正朝鮮から持ち帰った石塔、大石良雄以下17士の赤穂浪士切腹した所、その血を洗ったとされる「血洗いの池」や、神崎則休以下9士が切腹したときの首洗いの井戸枠、天然記念物に指定された椎の木などの史跡があり、非常に由緒ある土地である。
校舎
現在の校舎は1993年に建てられたもので、ガラスを多用したモダンな造りが特徴。全教室に冷暖房が完備され、完全屋内の温水プールを完備・プールサイドに床暖房が設置されているなど普通の公立中学にはみられない設備を導入している。バリアフリー対策も行われており、エレベータが3台設置されているほか、スロープや段差を無くすためのマットも敷かれている。温水プールは学校の授業時間外のみ区民に開放されている。
制服
開校より男子は詰襟であったが1993年の新校舎落成を機にブレザータイプに一新され、上は紺色ブレザー・下はグレーのズボンを着用する。女子も男子と同じデザインのブレザーを着用する。下は緑チェックのスカートで、夏と冬で色合いが大きく異なる。
進路
本校は生活指導・進路指導に非常に熱心であり、全体的な生徒の質も他の公立中学校に比べて高い。そのためか私立高校を志望する生徒が半分近くおり、毎年上位・難関校へ多くの生徒を輩出している。近年、都立高校では近隣の三田小山台広尾等への進学が多い。私立高校では早慶附属や近隣の明治学院東海大高輪台等への進学が見られる。

学校行事

修学旅行
毎年3年生を対象に5月頃に行われる。行先としては京都奈良を巡ることが多いが、広島にも行った例がある。
運動会
夏に校内のグラウンドにて行われる。中で最も盛り上がるのが応援合戦で、掛け声や振付は3年生の応援団が行う。
30人以上がバトンをつなぐ学年全員リレー・学級での上位4名が出場する学級対抗リレー・学級での上位1名が出場する高松リレーなどのリレーがある。

通学区域

住所別通学区域
高輪一丁目高輪二丁目
- 四丁目
白金二丁目白金台一丁目
-三丁目
白金台四丁目白金台五丁目
6 - 27番全域6番、7番全域1 - 5番
7 - 19番
13 - 25番

交通

鉄道

関係者

出身者
  • 古井由吉 - 1953年卒、小説家、ドイツ文学者
  • 銅谷志朗 - 1960年卒、アナウンサー
  • 関根勤 - 1969年卒、お笑いタレント
  • 奈美ゆりか - 1975年卒、宝塚歌劇団男役タカラジェンヌ
  • 有賀さつき - 1981年卒、アナウンサー

脚注

関連項目

外部リンク

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