津村建四朗

津村 建四朗（つむら けんしろう、1933年 - ）は、日本の地震学者。和歌山県出身。日本気象協会顧問。

人物

「稲むらの火」の舞台として知られる和歌山県広村（現広川町）出身[1]。京都大学理学部地球物理学科卒業[2]。東京大学地震研究所助手、同助教授、気象庁地震予知情報課長、同地震火山部長、山形大学理学部教授、地震予知総合研究振興会副首席主任研究員などを歴任[3]。2000年から政府の地震調査委員会委員長を3期6年勤めた[1]。2005年3月18日に地震調査委員会で開催された「確率論的地震動予測地図」公表に向けた事前説明会において、「よく理解すれば、まさか自分の住む地域で地震が起きるとは思わなかった、という言葉は今後は出ないと思う。」という格言を残した[1]。

脚注
  1. “津村建四朗が地震調査委員会で残した格言（地震学者）” (2013年7月8日). 2022年3月9日閲覧。
  2. やかただより 第125号 - 和歌山県 広川町
  3. 地震ジャーナル 2020年12月 - 地震予知総合研究振興会 (P.47)

外部リンク
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