沖縄都ホテル

沖縄都ホテル(おきなわみやこほてる)は、沖縄県那覇市にあったホテル。近鉄グループ都ホテルズ&リゾーツのホテルのひとつであった。

沖縄都ホテル
ホテル概要
正式名称 沖縄都ホテル
運営 近鉄・都ホテルズ
所有者 近鉄不動産
階数 地下1階 - 地上15階
部屋数 307室
開業 1974年3月1日
閉業 2018年1月22日
最寄駅 安里駅
最寄IC 沖縄自動車道那覇インターチェンジ
所在地 〒902-0062
沖縄県那覇市松川40
位置 北緯26度13分9.5秒 東経127度42分24.3秒

概要

那覇市の首里丘陵に1974年オープン。回転レストラン、宴会場、プールなどを備える当時沖縄最大のリゾートホテルであった[1]

開業当初は近畿日本ツーリストと地元企業の共同出資による「沖縄観光開発株式会社」が運営していたが[1]2007年近畿日本鉄道が吸収合併し、近鉄・都ホテルズが受託運営していた。のち土地・建物は近鉄不動産の所有となった[2]

2017年7月、沖縄県と那覇市が沖縄都ホテルを含む複数のホテルを震度6強 - 7の地震により倒壊する危険性があるもしくは高い施設として公表[2]。これに伴い耐震改修のめどを付ける中で、土地と建物・運営権はモルガン・スタンレー関連会社に譲渡されることになり[2]、2018年1月22日をもって営業終了。同31日には所有権が近鉄不動産から譲渡された[3]

建物の耐震補強や館内の全面改装を行い部屋数を増やしつつ、同年8月に「ノボテル沖縄那覇」としてリニューアルオープンした[3][4]。運営はモルガン側が設立した現地法人「琉球ホテルマネジメント」によって行われ、従業員124名のうち約70名が新しいホテルへ転籍することになった[3]

周辺

アクセス

注釈

  1. 近畿日本鉄道100年のあゆみ P.405
  2. 那覇の老舗ホテル、外資系企業が買収 上級ブランドへ全面改装、来夏開業”. 沖縄タイムス (2017年10月3日). 2018年4月27日閲覧。
  3. 都ホテルを全面改修 「ノボテル沖縄那覇」に 8月オープン目指す”. 沖縄タイムス (2018年2月2日). 2018年4月27日閲覧。
  4. 沖縄都ホテルをモルガン・スタンレー関連会社が買収。来夏ノボテル開業予定”. HOTELIER (2017年10月23日). 2018年4月27日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.