池田省治
池田 省治(いけだ しょうじ、1952年 - )は、日本のグラウンドキーパー (groundskeeper) で、同職の第一人者[2]。
いけだ しょうじ 池田 省治 | |
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生誕 | 富山県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 武蔵工業大学土木工学科[1] |
職業 | グラウンドキーパー |
来歴
黒部の太陽に影響され、大学では土木工学を学ぶ[3]。また、在学中には水上スキージャンプ種目の学生王者になった[3]。
1984年、オフィスショウ設立[4]。同社は当時イベント会社であり1989年のアメリカンボウル日本開催に携わったところ、選手滞在先の近場に天然芝のグラウンドが無かったため、訪日中のグラウンドキーパージョージ・トーマ (George Toma) に師事し[4][1]代々木公園陸上競技場を5ヶ月かけて整備した[5][3]。1994年からはトーマの推薦を受けて[1]スーパーボウルのグラウンドクルーとして活動し[6]、技術を磨いた。
その後はオフィスショウのスタッフと共に、国立競技場[7]、東京スタジアム、さいたま市大宮公園サッカー場[8][6]、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場[9] を始め、FC東京小平グランド[8]といったJリーグクラブの練習場の芝を管理している。
日本人サッカー選手がアウェーの芝にナーバスになるのは子供の頃から様々な芝でプレーした経験が乏しいからであって、その環境を提供できなかった大人に責任があると言い[5]、プロスポーツ用の芝だけでなく、FC東京からの要請や[8]鳥取県でのNPO法人技術顧問就任により、安価な芝による校庭の芝生化にも取り組んでいる[7]。
主な役職
出演
脚注
- 球場や競技場の「芝生」の秘密 想像を絶するプロの技術が結集 天候や目的に合わせ調整 (3/3) Business Journal (2015年6月26日)
- 時代を駆ける:ニール・スミス/6 大学ラグビー監督に - ウェイバックマシン(2010年10月6日アーカイブ分) 毎日新聞 (2010年10月5日)
- 『日経ビジネス 1490号』日経BP社、2009年、78-80頁。
- 正会員名簿 維持管理から考える校庭芝生の会
- 『JFAニュース 356号』日本サッカー協会、2013年、74-75頁。
- 球場や競技場の「芝生」の秘密 想像を絶するプロの技術が結集 天候や目的に合わせ調整 (1/3) Business Journal (2015年6月26日)
- プレイバック・報道ステーション企画『こんなに安く簡単に校庭が芝生になるなんて驚き!』 テレビ朝日
- JFAグリーンプロジェクト ウィークリーコラム 日本サッカー協会 (2008年4月25日)
- 球場や競技場の「芝生」の秘密 想像を絶するプロの技術が結集 天候や目的に合わせ調整 (2/3) Business Journal (2015年6月26日)
- 芝生の大切さ考えよう 21日から全国サミット 四国新聞社
- 天然芝で初蹴り・初試合 相馬光陽サッカー場 相馬市 (2013年10月19日)
- にっぽん芝生化大作戦inとっとり2011「鳥取方式」芝生化アカデミー 鳥取県
- 2013年2月4日放送 21:00 - 22:00 NHK総合 ニュースウオッチ9 (2/2) TVでた蔵
- 探検記録 サッカー 勝利の方程式! NHK
- 一滴の向こう側 BSフジ
外部リンク
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