江利川安栄

江利川 安栄(えりかわ やすえ、1946年昭和21年〉5月24日 - )は、日本宗教家

えりかわ やすえ
江利川 安栄
生誕 (1946-05-24) 1946年5月24日(76歳)
日本の旗 日本
出身校中央大学法学部卒業
職業日本統一教会会長(元)
日本サンクチュアリ協会会長(現)

世界平和統一家庭連合の日本統一教会第7代会長を務めた。現在は統一教会の分派である世界平和統一聖殿の日本支部、「日本サンクチュアリ協会」の会長を務めている[1]

来歴

中央大学法学部卒業。

1970年の合同結婚式に参加。国際勝共連合に参加し、朝鮮大学校前で統一原理の講義をするなどの活動を行った。1970年代は北朝鮮の「日本人妻里帰り運動」を積極的に推進した。

1998年から1999年まで、日本統一教会の第7代会長を務めた。

2015年からは世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)を離れ、分派である「世界平和統一聖殿」(通称「日本サンクチュアリ協会」)の会長を務める[2][3]

2022年7月8日、安倍晋三が奈良市で射殺される事件が発生[4]。翌7月9日、フランスの『フィガロ』『レゼコー』などは、被疑者が供述している団体はいわゆる「統一教会」であると報じた[5][6]文藝春秋の情報サイト「文春オンライン」は同日、「容疑者は母の宗教団体の分派の団体に所属していたようだが、母が所属する団体を恨んで対立が生まれたようだ」という捜査関係者の証言を公表した[7]。日本の大手マスメディアはこの時点では一律に「特定の宗教団体」と表記しており、文藝春秋もその例に漏れなかったが、江利川は記事にすばやく反応。同日、日本サンクチュアリ協会総会長として、「協会と容疑者は接点も関係も一切ない」「マスコミやその他の推測記事や悪意ある印象操作によるものと断じ、撤回を求める」との声明を発表した[1]

脚注

外部リンク

先代
石井光治
世界基督教統一神霊協会会長
第7代:1998年 - 1999年
次代
大塚克己
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