水沢秋生
水沢 秋生(みずさわ あきお、1974年6月5日[1] - )は、日本の小説家。兵庫県神戸市生まれ[1]。波乃歌名義でライトノベルも執筆している。
国際基督教大学卒業[1]。出版社勤務などを経て、フリーライターになる。2011年、波乃歌名義で投稿した『回る 回る 運命の輪 回る』が第17回電撃小説大賞の第3次選考を通過し拾い上げられ、同作でライトノベル作家としてデビュー。同年、『ゴールデンラッキービートルの伝説』(応募時のタイトルは「虹の切れはし」、応募時の筆名は安藤モア)で第7回新潮エンターテインメント大賞を受賞[2]。同賞は毎回異なる作家がひとりで最終選考をつとめており、この回の選考を担当した恩田陸は「ハッとする描写、この人独自の描写だと感じられる箇所がそこここにあり(中略)相当にレベルの高い全体図を描こうとしているのだと気付いた」「いちばん伸びしろがありそうなのはこの人かな、と感じた」と評した[3]。
作品
一般文芸
ライトノベル(波乃歌名義)
- 回る回る運命の輪回る 僕と新米運命工作員(2011年7月 電撃文庫)
- 回る回る運命の輪回る2 ビター・スイート・ビター(2012年1月 電撃文庫)
- ビューリフォー! 准教授久藤凪の芸術と事件(2012年7月 メディアワークス文庫)
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