水度神社
水度神社(みとじんじゃ)は、京都府城陽市寺田水度坂に鎮座する神社である。鴻ノ巣山のふもとにある。式内小社で、旧社格は府社。旧寺田村の産土神である。
水度神社 | |
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拝所(後方は本殿) | |
所在地 | 京都府城陽市寺田水度坂87番地 |
位置 | 北緯34度51分17秒 東経135度47分22.4秒 |
主祭神 |
天照皇大御神 高御産靈神 少童豐玉姫命 |
社格等 |
式内社(小) 旧府社 |
創建 | 奈良時代 - 平安時代初期 |
本殿の様式 | 一間社流造 |
例祭 | 9月30日 |
地図 |
水度神社 |
歴史
境内
国の重要文化財に指定されている本殿は正面一間、側面二間の一間社流造。屋根は檜皮葺で正面に大きな千鳥破風を付して外観に変化をもたせている。また、向拝の正面中央には。透かし彫りの唐草と笹竜胆をあしらった蟇股がつけられ、簡素にして優美な建物となっている。棟札によれば室町時代の1448年(文安5年)建立で、城陽市内で最も古い建造物である。
- 本殿
- 本殿(横部)
- 拝殿
祭事
例大祭
その他の文化財
参道
JR城陽駅から南へ約200mの場所に旧大和街道に面して立つ「一の鳥居」がある。ここから東へ鴻ノ巣山のふもとにある「二の鳥居」を経て約600m先に水度神社本殿がある。参道は神社へ向かって緩い上り坂道になっている。かつて参道にはお茶屋が軒を連ね、参拝客で賑わっていたと言われている。
この参道は概ね市の中心部に位置しているが、参道の両側は松の古木の並木、神社の周りはアカマツを交えたシイ林で、周辺が宅地化した中で、豊かな自然環境を保持しているとして、水度神社と参道の松並木が「京都の自然200選」に選ばれた。[2]
交通アクセス
- JR西日本奈良線城陽駅から東へ1km、京都府立城陽高等学校の北側。
- 京都京阪バス「城陽さんさんバス」城陽高校下車すぐ。
脚注
- 城陽市文化芸術振興計画(平成19年3月 城陽市教育委員会事務局) , PDFファイル 関連頁はP25,27,50,51,54など
- 京都府ホームページ , 水度神社と参道の松並木
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