正光院 (東京都港区)
正光院(しょうこういん)は、東京都港区にある高野山真言宗の寺院。
正光院 | |
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所在地 | 東京都港区元麻布3-2-20 |
山号 | 瑠璃山 |
院号 | 正光院 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 寛永7年(1630年) |
開山 | 法印宥専 |
開基 | 黒田忠之 |
札所等 | 御府内八十八ヶ所霊場27番札所 |
公式サイト | 麻布高野山 正光院 |
歴史
1630年(寛永7年)、福岡藩の藩主黒田忠之の開基である[1]。
当院の本尊は薬師如来である。恵心僧都源信の作と伝えられており、一条天皇誕生の祈願仏といわれている。江戸時代は「子安薬師」と呼ばれ、信仰を集めていた[1]。
1945年(昭和20年)の空襲で伽藍をすべて焼失してしまった。しかも当時の住職は前年の1944年(昭和19年)に寂していたため、再建のリーダーシップをとる者がおらず、戦後10年間は無住(住職不在)の廃寺状態が続いてきた。住職着任後も瓦礫の後始末に追われ、再建事業が完了したのは戦後35年が経過した1980年(昭和55年)のことであった[2]。
交通アクセス
- 六本木駅より徒歩10分。
脚注
- 東京市麻布区 編『麻布区史』東京市麻布区、1941年、879p
- 足跡正光院
参考文献
- 東京市麻布区 編『麻布区史』東京市麻布区、1941年
外部リンク
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