歌う白骨
『歌う白骨』(うたうはっこつ、 The Singing Bone )は、1912年に発表されたオースティン・フリーマンによる短編小説集。前半で殺人犯の犯行が描かれ、後半で名探偵による事件の推理がなされる「倒叙」推理小説の最初の作品とされる[1]。
歌う白骨 The Singing Bone | ||
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著者 | オースティン・フリーマン | |
発行日 | 1912年 | |
ジャンル | 推理小説 | |
国 | イギリス | |
言語 | 英語 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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収録作品
備考
日本語訳書
- 『歌う白骨』大久保康雄訳『歌う白骨』(中央公論社、1963年/嶋中文庫、2004年)
脚注
- 厳密にはエドガー・アラン・ポーの短編『黒猫』や『告げ口心臓』のような類型作品がある。
- 邦題は、東京創元社のもの。ほかに「ブロドスキー事件」などの表記もあり。
- 短編の原題は「反抗のこだま」であり、第2章(解決編)の「歌う白骨」が、全体の短編集タイトルにもなっている。
- エラリー・クイーン 「クイーンの定員 Queen's Quorum」(1951年)など。
- 「殺意」、「伯母殺人事件」は殺人犯の惨敗に終わる。
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