権平ひつじ
権平ひつじ(ごんだいら ひつじ)は、日本の漫画家。男性。北海道出身[2]。
ごんだいら ひつじ 権平 ひつじ | |
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国籍 | 日本 |
活動期間 | 2011年[1] - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 | 『夜桜さんちの大作戦』 |
受賞 |
第43回トレジャー新人漫画賞佳作 (『IBIS』)[1] |
経歴
19歳のときに地元の北海道から第43回(2011年1月)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:椎橋寛)に『IBIS』を投稿し、佳作を受賞した[1]。北海道大学水産学部を卒業[2]した後漫画一本に打ち込む。
『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2011 SUMMERに『チャコの脱獄論』を掲載[3]。
第10回金未来杯にエントリー作品として読切『幻獣医トテク』を『週刊少年ジャンプ』(集英社)2015年39号に掲載、金未来杯を受賞する。『ポロの留学記』を同誌2017年12号から29号まで連載する[4]。
逸話
- 作者(権平ひつじ)には複数人の兄弟がいる。多芸多趣味かつ胃が弱い実兄は、北海道札幌市を拠点に夫婦で音楽活動をしている(43°official site)。実弟の漫画家デビューを喜び、宣伝していた兄であったが、『ポロの留学記』の打ち切りが決まった頃の作者の様子について兄は「読者の反応を見ると落ち込むだろうからインターネットを利用していない」「応援コメントには全員に返信しないといけないのでSNSは一切やっていない」「既に打ち切りを予想してか、落ち込むのを通り越して(作者当人が)大声で歌っている」と赤裸々に報告し、さらに「どれだけメンタルがガラスなんだよ」という言葉でTwitterに投稿した。逆説的に応援していたとみられる投稿であったが、Twitter内のみならず2ちゃんねる等のインターネット上で評判を呼んでしまい、実兄はFacebook上で「インターネット怖い」としょんぼりしていた。
- 兄のCDのジャケットを描いていたり(人物のみ。背景は兄の作画)、お互いに無意味なものを贈りつける戦いを続けるなど、兄弟仲は良好である。
- 少年時代は科学者志望であり、北大水産学部に進んだのは、海洋生物に興味があったのと、漁師であった祖父が(同学部の所在地である)函館市出身であったことが大きいと言う。『夜桜さんちの大作戦』などの作品でも、海洋大循環など、専門分野を生かしたネタも少なくない[2]。
作品
- 『IBIS』 - 読切。第43回JUMPトレジャー新人漫画賞佳作作品[1]
- 『チャコの脱獄論』 - デビュー作。読切。『少年ジャンプNEXT!』2011 SUMMER
- 『機械仕掛けの神父様』 - 読切。『少年ジャンプNEXT!』2012 SPRING
- 『こっくり屋ぁい!』 - 読切。『週刊少年ジャンプ』2013年12号[4]
- 『幻獣医トテク』 - 読切。第10回金未来杯受賞作品。『週刊少年ジャンプ』2015年39号掲載[4]
- 『ポロの留学記』 - 『週刊少年ジャンプ』2017年12号 - 29号連載[4]
- 『夜桜さんちの大作戦』 - 『週刊少年ジャンプ』2019年39号 - 連載中[5]
脚注
- “受賞作品 | 集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』”. 2022年11月17日閲覧。
- 江口剛 (2022年11月17日). “#43 少年ジャンプの連載作家に聞く、水産学部で学んだこと/権平ひつじさん(漫画家)”. いいね!Hokudai. 2022年11月17日閲覧。
- ジャンプGIGA 2019 WINTER. 集英社. (2018-12-28)巻末解放区。
- “権平ひつじ”. 文化庁メディア芸術データベース (2022年1月22日). 2022年5月16日閲覧。
- “「ポロの留学記」の権平ひつじによるスパイコメディがジャンプでスタート”. コミックナタリー (2019年8月26日). 2019年9月20日閲覧。
外部リンク
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